【UBIDAY2013】ビッグタイヤの370Zで爆走! オープンワールドカーアクション『The Crew』プレイレポ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

【UBIDAY2013】ビッグタイヤの370Zで爆走! オープンワールドカーアクション『The Crew』プレイレポ

いくつかのタイトルで試遊が行われたUBIDAYで、個人的に最も注目だったのが『The Crew(ザ・クルー)』です。日本で試遊できるのはおそらく初めてで、実際に多くの人が並んでいました。

ニュース 最新ニュース
【UBIDAY2013】ビッグタイヤの370Zで爆走! オープンワールドカーアクション『The Crew』プレイレポ
  • 【UBIDAY2013】ビッグタイヤの370Zで爆走! オープンワールドカーアクション『The Crew』プレイレポ
  • 【UBIDAY2013】ビッグタイヤの370Zで爆走! オープンワールドカーアクション『The Crew』プレイレポ
  • 【UBIDAY2013】ビッグタイヤの370Zで爆走! オープンワールドカーアクション『The Crew』プレイレポ
  • 【UBIDAY2013】ビッグタイヤの370Zで爆走! オープンワールドカーアクション『The Crew』プレイレポ
  • 【UBIDAY2013】ビッグタイヤの370Zで爆走! オープンワールドカーアクション『The Crew』プレイレポ
  • 【UBIDAY2013】ビッグタイヤの370Zで爆走! オープンワールドカーアクション『The Crew』プレイレポ
  • 【UBIDAY2013】ビッグタイヤの370Zで爆走! オープンワールドカーアクション『The Crew』プレイレポ
  • 【UBIDAY2013】ビッグタイヤの370Zで爆走! オープンワールドカーアクション『The Crew』プレイレポ


いくつかのタイトルで試遊が行われたUBIDAYで、個人的に最も注目だったのが『The Crew(ザ・クルー)』です。日本で試遊できるのはおそらく初めてで、実際に多くの人が並んでいました。PS4とXBOX ONE、PCでのリリースが予定されている本作。今日はPC版のプレイアブルデモが出展され、4人でのマルチプレイで「目標の車両を破壊する」というミッションをプレイできました。

開発はIvory towerとUbisoft Reflctions。聞き慣れない名前のIvory towerは、かつて『Test Drive Unlimited』を手がけたEden Gamesのスタッフも加わる新興スタジオ。Ubisoft Reflctionsは『Driver: San Francisco』などDriverシリーズを手がけてきました。オープンワールドでのミッションクリア型カーアクションゲームということで、単純にいえば「TDU+Driver=The Crew」。ただDriverシリーズもオープンワールド化を果たしており、本作は同シリーズ直系といっていいかもしれません。制限されたデモではオープンワールドならではの世界観を感じることができませんでしたが、プレイしたのがアメリカのほんの一部でありながら、それでもかなりの広さを感じられたことで、製品版での圧倒的な広大さがうかがえます。



プレイ感覚は非常にカジュアルで、他のシミュレータ的作品とは明らかに異なります。アウトインアウトなどのライン取りやブレーキングなどを考える必要はなく、フルスロットルで飛ばしてブレーキでスライドという、いい意味でアバウトな運転でOK。道路に沿って車を動かす必要もなく、木柵を破壊しながら、目標に向かって道無き道を邁進するプレイもOKな自由さを持っています。起伏の多い森間コースとビルの並ぶ街の中では運転スタイルも変えなければいけないかもしれません。街の中ではたくさんの人が歩いており、それらの人が車を華麗にかわす(けっして轢けないようになっている)様はDriverシリーズを思わせます。



こうしたカジュアルさと並行して、カーゲームとしてのリアルさも追求しているのが本作の魅力。多数の実車が登場しますが、デモでは旧シボレー・カマロ、日産370Z、日産・GT-R、フォード・フォーカスRSを運転できました。カジュアルな操作感ながら車ごとの違いははっきり分かるようになっていて、小回りの利くフォーカス、じゃじゃ馬なカマロといった特徴を感じられます。北米市場に強いラインアップということで『Driver: San Francisco』での登場車種が本作のヒントになるかもしれません(すでにランボルギーニ、シボレー、日産、フォード、ダッジは確認)。チューンアップは見た目が変化するレベルで可能で、フェアレディZがバギーカーさながらのビッグタイヤを履いて驀進しているのはかなり衝撃的なビジュアル(カマロは違和感ゼロ)。視点もコクピット視点を含む4種を用意。車両へのダメージや泥はねなどもきっちり表現しています。



「アクション性の高い操作感」「リアルな車両と大胆なチューンアップ」「広大なアメリカを舞台にしたオープンワールド」といった特徴とならんで採用されているのが、次世代機のキーワードともなっている「シングル/オフラインとマルチ/オンラインのシームレス化」。こちらもマルチプレイを切り取ったデモでは実感できませんでしたが、“Crew”というタイトルにもなっている重要な要素だけにしっかりと力を入れてくるはずです。

シミュレータ的なカーゲームは次世代機でも他にいくつか発売されますが、本作ではそれとは異なるアプローチで次世代カーゲームを提示しています。海外での発売が延期されたことで、日本でもまだ発売未定ですが、コアな車好きならずとも楽しめる作品になるのでは。個人的に、こうした破壊や改造が前提の作品で、スポーツカーを含むリアルな実車が使えるという点が、いちばんの魅力だと思うのです。
《Kako》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. ダンジョンRPG『エルミナージュ』家庭用シリーズ第1弾は『エルミナージュ オリジナル』に決定!発売時期は2025年夏、ゲーム画面や詳細は3月下旬に公開へ

    ダンジョンRPG『エルミナージュ』家庭用シリーズ第1弾は『エルミナージュ オリジナル』に決定!発売時期は2025年夏、ゲーム画面や詳細は3月下旬に公開へ

  2. 【PC版無料配布開始】魔法が自作できる見下ろしアクションADV『ミストラリアの魔術師』Epic Gamesストアにて

    【PC版無料配布開始】魔法が自作できる見下ろしアクションADV『ミストラリアの魔術師』Epic Gamesストアにて

  3. 「やだ…私のゲームまるまるコピーされて売られてる…!?」海外ゲーム制作者、掲示板で告発

    「やだ…私のゲームまるまるコピーされて売られてる…!?」海外ゲーム制作者、掲示板で告発

  4. 『モンハンワイルズ』のキャラメイクは「顔テクスチャ」が決め手!あえてデフォルト顔を使って、“美人”のコツを紹介

  5. 3DダンジョンRPG名作『エルミナージュ』シリーズ、現行家庭用機で復活!第一弾は2025年初夏予定―続報は2月の中旬すぎに

  6. 『Elona 2』開発元が原作者との契約資料を公開―開発におけるIPの独占的、永久的利用を許諾する内容明かされる

  7. 『ダークアンドダーカーモバイル』タイトル変更の見通し―KRAFTONとIRONMACEの契約終了で

  8. 『モンハンワイルズ』西野七瀬さんが、久々復活のイャンクック狩猟にチャレンジ!しかし開発陣からは「本作では別の先生役がいる」とも

  9. 「90歳になってもゲームを更新していたら面白いと思う」―エリック・バロン氏が『Stardew Valley』の更新はいつまでも続けていたいという考えを明らかに

  10. 傑作DRPG『エルミナージュ』シリーズのさらなる展開、PC・家庭用移植が始動!ただしほぼ1からの開発に

アクセスランキングをもっと見る

page top