●Destructoid: 95/100
●Eurogamer: 90/100
●Polygon: 85/100
- 滑らかなグラフィックと流れるようなスケートを楽しめる本作は、プレイヤーをトランス状態にする楽しさを持っている。開発会社Roll7はコンボの要素により、一般的ながら新しく創造性溢れる作品を生み出した。過去の名作スケートゲームを彷彿とさせる体験が味わえる。『OlliOlli』は多様性のあるスケートゲームとはならないかもしれないが、その部門においては最も洗練された作品かもしれない。
●EGM: 85/100
●Metro GameCentral: 80/100
●Joystiq: 80/100
●Playstation Official Magazine UK: 80/100
●Game Informer: 80/100
- コンセプト: 2D横スクロールスケートゲーム
- グラフィック: 細かく描かれたグラフィック。背景は目立つが、プレイにおいて支障はない。また前面のグラフィックも、ハイスピードでのプレイ時も鮮明に写っている
- サウンド: 控えめだが退屈ではない。Qemists、Dorian Concept、Flakoによる楽曲も収録
- 操作性: 左スティックを使って繰り出すトリックはやや操作しづらいが、据置機のコントローラーよりも操作し易い
- エンターテインメント性: 遊び応えのあるトリックシステムによりスケートゲームの特性を正しく表現している。気軽にも遊べ、反対にやり込むこともできており、クセになる
- リプレイ性: やや高い
●Edge Magazine: 80/100
●IGN: 77/100
- 良い点
- 素晴らしいサウンドトラック
- エレガントなトリックシステム
- デイリーで配信される「グラインドモード」
- 単調である点
- ステージやトリックのバラエティの少なさ
悪い点
総評
技術的には未熟な部分があり、楽曲は素晴らしい。『OlliOlli』はスケートボードゲームの本質を捉えた作品である。
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海外で1月21日に発売されたPS Vitaソフト『OlliOlli』の海外レビューです。開発会社Roll7初のコンソールタイトルとして配信専用でリリースされました。
広くは知られていない開発会社ながら、その作品の出来映えは上々。23の海外サイトがレビューを寄せており、メタスコアは80。シンプルなゲーム性とデイリーで配信されるチャレンジ、有名アーティストによる楽曲などが高評価に繋がっています。
開発会社は3人のスタッフで構成。これまではiOSやブラウザゲームなどを製作していましたが、コンソール機への参入のきっかけを掴み、本作の完成に繋がったとのこと。インディータイトルが活躍著しい時代となり、各ゲームハード会社もそのサポートを活発に行い出したなか、意欲作が海外ゲームメディアからも高い評価を得ることになりました。
残念ながら日本国内での発売については発表はありませんが、これらの高評価を機に国内配信についても検討してほしいところです。