SWON2012や文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門などでアワードを獲得してきた日本のインディーデベロッパーのFullPowerSideAttack.com。今回のBitSummitでは、開発途中のゲーム『TorqueL』(PS4/PSVita/PC)と音楽アプリ『ARP-BOX』(PSMoblie)と、完成した『BREAKS LP』(PC)が展示されました。
特に『BREAKS LP』はジェスチャーで操作を行うLeap Motion対応。最先端のデバイスでゲームを楽しむ貴重な機会でしたので、プレイアブルデモを遊ばせてもらいました。本作は円形の画面の中にあるボールを動かしてブロックを消していくシンプルなゲームです。最大の特徴は、ゲームプレイに応じてリアルタイムに楽曲のリミックスを生成する点です。
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Leap Motionでの操作は、予想以上にトラッキングがスムーズで遊びやすかったと思います。トラッキングされる空間に手を伸ばすのはやや疲れますが、ワンプレイが数分の音楽系ゲームにはマッチしているように感じました。『BREAKS LP』は、現在委託販売とダウンロード販売が行われています。
ちなみに本作以外でも「音楽とゲームプレイ」を融合する試みのゲームは、BitSummit全体を通じて多かったように思えます。自由な発想を表現することが可能なインディーゲームらしい特徴であると思われ、今後も音楽をテーマにしたゲームには注目していきたいと感じました。
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