Subset GamesのJustin Ma氏は、「この高い価格設定を見ても自身が『FTL』に興味があるのかどうか、プレイヤーにはほんの少し目利きをさせることになるだろう」とコメント。「PC上では極めてチープな価格設定なのにiPad上では非常に高価なんだからおかしな話だ。同じユーザーでさえ基づくシステムによって10ドルへの感じ方は異なるだろう」と、PC版とiPad版を同価格にすることへ若干の懸念があることを示唆しました。
一方でPC版には無料で配信され、iPad版では最初から導入されている拡張パック『FTL: Advanced Edition』に関してMa氏は、乗組員が設定されたポジションへ戻る「Return to Stations」ボタンなどローンチ時には搭載できなかったシステムを導入するなど、「かなり巨大な拡張」になっているとアピールしています。
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iPad版では指のドラッグすることによって様々なアクションが使用でき、全ての船員を選択して同じ場所へ一度に移動させたり、一連の扉を開いたり、左下のUIからドラッグ操作でエネルギーバーのレベルを変更したりすることも可能となっています。
またiPad版における最大の特徴として独自のデュアルシップビューが追加されており、敵船と自身のシップが同じサイズで表示されていたPC版とは異なり、タッチした方のシップがポップアップされより操作しやすいような仕様が採用されています。ただの移植版では無く、よりiPadで遊びやすいよう工夫が凝らされているのは嬉しいところです。
iPad版『FTL: Faster Than Light』は10ドルで近日中にもリリース予定。海外メディアJoystiqではiPad版におけるデュアルシップビューのGifイメージも公開されています。