SCEとUnityではグローバルパートナーシップを結び、現行の全プラットフォームでUnity対応が順次進められています。PS4/PS3/PSVitaでは法人契約が必要ですが、PS Mobileでは個人でも開発が可能です。最近ではVitaやVita TVでのプレイにも対応し、ゲーム機上でも個人が制作したゲームが提供できる環境が整ってきました。
「Unity for PSM」は先日終了したクローズドβに続いて、パブリックプレビューが本日から全デベロッパーを対象に開始。残念ながら現時点ではマスター提出はできませんが、夏頃には正式版がリリースされる予定。こちらで制作されたタイトルはAndroidでは動作せず、PS Vita/Vita TVのPS Store限定となります。また、Unityのライセンスを既に取得しているデベロッパーは実質的に無償で利用ができる形になります。
セッションの後半では複数のデモが実施されました。先日のGDCで公開されたVRヘッドセット「Project Morpheus」も日本国内で初披露。まずはPS4向けのUnityを使ってSCEとNASAが共同で開発したという『"The Mars"』。これは火星探査機によってもたらされた表面データを使い、火星を歩く体験ができるというもの。
また、Project Morpheusではデモ用のFPSをVR対応したデモも紹介。同社の秋山賢成氏によれば、ゲームに僅かなスクリプトを組み込むだけでProject Morpheusへの対応ができるとのこと。「SCEもVRの世界に飛び込んで、皆さんと一緒に新しい世界を作っていきたいと思っています」と話していました。
編集部おすすめの記事
ゲーム機 アクセスランキング
-
最近のゲームの初回起動時に待ち受ける謎の長すぎ処理時間「シェーダーコンパイル」正体とは
-
『モンスターハンターワイルズ』はSteam Deckで動くのか!?オープンベータテスト第2弾でモンスター討伐に挑む
-
【Steam Deckお悩み解決】日本語入力のやり方は?スクリーンショットの取り出し方は?
-
純金とダイヤモンドで装飾されたPS4コントローラー登場―恐ろしくてレバガチャできない…【UPDATE】
-
PS4 Pro/Xbox One X/スイッチ内蔵のモンスターゲーミングPC「Big O」が爆誕!
-
Steamゲームのコントローラー対応がわかりやすく!PS系を中心に対応表記が大幅拡充
-
立体感のある大迫力サウンドをスイッチに追加せよ! 簡単取り付けでテーブルモードの利便性も向上するパイオニア「ポータブルゲーミングスピーカー」の魅力に迫る
-
PCにインストール済みのSteamゲームを「Steam Deck」に転送できる新機能が登場! ベータアップデートで追加
-
初代PSタイトルを遊べるFPGA搭載互換機「SuperStation one」正式発表!HDMIやVGAに対応しPSコントローラーも使用可能
-
EAのPCプラットフォーム「Origin」4月17日にサービス終了。「EA app」への移行を呼びかけ