2007年公開の『S.T.A.L.K.E.R.: SoC』トレイラー
独特の世界観、悲壮感溢れる雰囲気、写実的なグラフィックス、過酷なゲームプレイなどにより世界的ヒットとなったウクライナ産FPS『S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chelnobiy』。本作は発表から発売まで約6年の歳月を要し、製品版でカットされてしまった要素も多々ありました。それらの失われた要素を復活させるMod「Lost Alpha」が2014年4月26日にリリースとなるそうです(同日はチェルノブイリ原子力発電所事故から28周年)。
2003年公開のトレイラー(当時のタイトルは『S.T.A.L.K.E.R. Oblivion Lost』だった)
この映像に収められている多くの要素が製品版でカットされてしまいました
『S.T.A.L.K.E.R.: SoC』のデベロッパーGSC Game Worldの公認Modである「Lost Alpha」ではカットされた要素の復活だけでなく、DirectX 10レンダーの実装、より良い物理演算、既存マップの修正、より賢いAIなど広範囲での改良が施されており、これはもはや真の『S.T.A.L.K.E.R.: SoC』と言っても良いのではないでしょうか。
「Lost Alpha」デモ映像
『S.T.A.L.K.E.R.』ファンならプレイ必至かもしれない「Lost Alpha」は前述のように2014年4月26日にリリース予定。なお、リリースされるのは完成版ではないものの、少なくとも安定しておりゲームのクリアは可能との事です(以前テスターによってテストビルドがリークされ公式アドオンとしてのリリースが危ぶまれたため、未完成の早期アクセス版リリースを決定したのだそうです)。