「『Fallout』のゲームは選択する瞬間が最高だ。これは一般的なRPGでも言えることだが、『Fallout』はより絶望的で苦痛に満ちた世界なんだ。ポストアポカリプスジャンルの方が当てはまると感じる」と語るSawyer氏は、「だから私が望むのはストーリーをより込み入らせる何かだ、白黒ハッキリした選択ではなくさらに繊細であって欲しい」とコメント。Vaultを救った主人公がその地では生きていけないような、あるいは味方に騙されていたことがわかる『マッドマックス2』の結末のような苦味が混在する勝利も例に挙げ、これらを体現するようなメカニックを『Fallout 4』にて見たいと伝えました。
またSwayer氏はかつて開発した『Fallout: New Vegas』に触れ、選択肢がより重大でプレイヤーに対し挑戦的であるよう様々なことをやったと当時を振り返りました。「一部の人々は旅人のようにWastelandを進みたい、彼らは高難易度は全く求めていないんだ」と世界観やストーリーを楽しみたいプレイヤー達が存在し、そんなゲームプレイもクールであるとコメント。そう前置きした上で、「個人的にはもっとチャレンジングな方が好きだ」と、困難な終末世界に挑戦したい一部プレイヤー達が居ることは間違いないとしています。
なおインタビューの最後にSawyer氏は「最も偉大なBethesdaのテクノロジーの1つ」としてModを挙げ、Bethesdaが今後もModに対しフレンドリーな対応を取るよう願っていると伝えています。『The Elder Scrolls V: Skyrim』の開発を指揮したTodd Howard氏は、かつてコンソール版でもModを展開する構想を語っていました。
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