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日本ではキッズ層を中心に流行している『妖怪ウォッチ』シリーズ。7月10日には『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』が発売され、初週で130万本以上という驚異的な販売本数を記録。更には1年前に発売された前作『妖怪ウォッチ』も同週に3位にランクインするという、昨今のゲーム業界において珍しい現象が起きた同シリーズについて、海外ゲーマーからも注目が集まっています。
レベルファイブにより巻き起こされた『妖怪ウォッチ』ブームは、漫画やアニメなどとのクロスメディアプロジェクトがヒットの要因のひとつと言えますが、海外サイトではゲームそのものやゲーム内で登場するキャラクターに着目し、盛り上がっています。
やはり最も話題になっている点はその販売本数。近年にはなかなか見られなかった数字が叩き出されていることに対し、
- レベルファイブ、おめでとう!海外でも待ってるよ!
一作目も二作目もローカライズして海外でも出してほしい
歴代ソフト販売ランキングの上位に入ってるのか・・・凄いな!
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続いて議論を集めたのは『ポケットモンスター』シリーズとの比較。前述の販売本数などから見た人気度や、海外において「妖怪」を「モンスター」といった表現で認知され、作中に登場する様々な妖怪のデザインテイストの類似性を感じてか、『ポケモン』の対抗馬が表れた、とフランチャイズ間を対立構図を描くゲーマーも見受けられました。
- 現世代の『ポケモン』だね
ついに『ポケモン』に対抗する本当のチャレンジャーが表れたな
また「これだけの短期間でここまでフランチャイズを育てたのは凄いことだ」といったのコメントもあり、同じく記録的な販売本数を誇る『ポケモン』に比べ、初出が2013年となるこのフランチャイズの急成長を讃えるコメントも寄せられていました。
妖怪ウォッチ2 Direct
本作をプレイしてみるとわかりますが、多数の妖怪が登場し「ジバニャン」などの可愛らしいキャラクターだけでなく、『妖怪ウォッチ2』では「河童」や「から傘お化け」などの「古典妖怪」というくくりの妖怪も登場。ゲーム性自体は『ポケモン』とは大きく異なりますが、日本国内だけで見ると、子供たちだけでなく大人でも知っている妖怪が『妖怪ウォッチ』流にアレンジされ登場することで、年齢層が高いユーザーも入り込み易い要素が盛り込まれていると言えます。
日本文化などには造詣が浅い海外ファンにとっては「Youkai」という単語は馴染みがないのかもしれませんが、海外には日本のゲームだけでなく、日本文化のファンも多いため、それらの古典的な妖怪を知り、現代の日本のムーブメントを知ることができる点などにおいては、純粋な国産タイトルも意外と海外で良い結果を出すかもしれません。