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Microsoft Researchが体感100msのクラウドゲーミング技術「デロリアン」の研究結果を発表

Microsoft Researchは、クラウドゲーミングの低レイテンシーを可能にする技術「デロリアン(DeLorean)」の研究結果を発表しました。

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Microsoft Researchは、クラウドゲーミングの低レイテンシーを可能にする技術「デロリアン(DeLorean)」の研究結果を発表しました。

この「デロリアン」は、予測可能なフレームを予めレンダリングして送信することで、250msまでのネットワークレイテンシーをカバーすることが出来る技術です。実験にはid SoftwareのFPS『DOOM 3』とLionhead StudiosのアクションRPG『Fable 3』が使用されました。研究者の体感では、常に100msほどのラグが感じられたとのことです。

この技術の問題点として、通常のクラウドゲーミングシステムより約5倍の帯域が必要であることが挙げられています。実用化まで、どれほどの必要帯域をコンパクトに出来るのかに注目が集まりますね。

クラウドゲーミングに関しては、SCEのPlayStation Nowや、AMDのRadeon Sky、そしてOnLiveなどの様々なサービスが存在します。Microsoftのクラウドゲーミングに関しては、昨年9月上旬に検証中であることが伝えられました。そのためこの実験は、PCのみならずXbox Oneなどのコンソール機にも検証されている技術かもしれません。
《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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