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『E.T.』の墓に封印されていたAtariカートリッジ800本、今冬のクリスマスまでにオークションで販売へ

発掘作業時には『E.T.』以外のAtari作品のカートリッジが埋葬されていたことが報じられていましたが、これらが今年のクリスマスへ向けて順次オークションで販売されることが明らかとなりました。

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ニューメキシコ州アラモゴード市内にある「ビデオゲームの墓場」より発掘され、今年4月に大きな注目を浴びたAtari 2600『E.T.』の都市伝説。発掘作業時には『E.T.』以外のAtari作品のカートリッジが埋葬されていたことが報じられていましたが、これらが今年のクリスマスへ向けて順次オークションで販売されることが明らかとなりました。

ロイターによれば、ニューメキシコ州より発掘されたカートリッジの本数は1,300本におよび、その内の800本ほどがeBayやアラモゴード市議会の公式サイトを通してオークションにかけられる予定。アラモゴード市議会7人の議員全員がこのプランに賛成したと伝えられています。

発掘現場の監督者であったJoe Lewandowski氏はReutersに対し、半数以上のカートリッジがオークションにかけられることを「砂漠から不死鳥が蘇ったかのようだ」とコメント。オークションはおそらく2週間以内に始まり、クリスマスの前に完了するだろうと説明しています。また残り500本のカートリッジは世界中の博物館に寄付する予定で、すでにビデオゲーム部門を持つローマの美術館から問い合わせがあるとのこと。

なお今回の『E.T.』カートリッジの発掘は、いわゆる「アタリショック」と呼称される1980年代のアタリ社の没落を描くドキュメンタリー映像「Atari: Game Over」のために撮影されたもので、Xboxプラットフォーム向けに配信されることが決定しています。
《ishigenn》
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