Gamescomで行われたプレゼンテーション
Kickstarterで600万ドル、独自のクラウドファウンディングと併せて5500万ドル(約60億円)の資金を調達しているクリス・ロバーツ氏のスペースコンバットシム『Star Citizen』。本作がクラウドファウンディング史上最大のプロジェクトとして、ギネスブックに登録されたことが明らかになりました。
ギネスに登録された記録は、ゲームカテゴリのみではなく、全てのクラウドファウンディングを含めて最大のプロジェクトであるとのこと。クリス・ロバーツ氏は支えてくれるユーザーへ感謝の意と、資金の運用に関する声明を発表しています。
クリス・ロバーツ氏は、調達した資金が全て開発に費やされていると語り、社内スタッフと外部委託の開発者を合わせて280人以上が携わっていると説明。また、仮に明日資金供給が停止したとしてもゲームを届けることができる資金を保持しており、健全で計画的な資金を運用していると述べています。
史上最高のスペースシムを目指し、開発が進む『Star Citizen』。個別にゲームの要素を楽しむことが出来る「Dogfighting」モジュールや「Hanger」モジュールがリリースされています。当初の計画ではベータ版のリリースを経て2015年初頭の正式ローンチを予定。既に幾つかの計画は遅延しており、予定通りのリリースが行われるか、動向に注目する必要がありそうです。