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先月行われたディスカバリーアップデートによって、検索システムなどが大幅に進化したSteam。アップデートで追加された機能の一つ「Steamキュレーター」で利用規約が更新されました。
利用規約の更新は、アップデート直後より問題となっていた転売宣伝業者に対応するもの。新たに規定された3つの項目は、「ユーザー作成コンテンツと同じSteamガイドラインの順守」、「Steam以外のショップの宣伝やリンクの禁止」、そして「報酬を受けてレビューを作成した場合は報酬を受けた事実を開示する」というステルス・マーケティングを禁止する規約を追加しています。
最後の項目については「報酬を受けた事実」を確認する手段が無いため、実質的な拘束力がどの程度発揮されるかは未知数。個人やグループがおすすめのゲームを紹介できるSteamキュレーター機能では、ユーザーコミュニティの発展や埋もれているタイトルの発掘など、様々な効果が期待されています。今後の健全なシステムの運用には更なる対応策が必要になってきそうです。