『Company of Heroes 2』のスタンドアローン拡張パック『Company of Heroes 2: Ardennes Assault』。第二次世界大戦、ドイツ軍の最後の猛攻に対し連合軍がこれを防いだ「バルジの戦い」がモデルになっています。Game*Sparkでは開発元であるRelic Entertainmentの本作ディレクターであるQuinn Duffy（クイン・ダフィー）氏に話を聞くことが出来ました。
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――本作はいよいよバルジの戦いをモデルにしているそうですが。
これまで西部戦線にフォーカスしてきたのでこの流れは順当と言ってもいいでしょう。バルジの戦いでの反撃戦は第二次世界大戦中においてアメリカ軍が行った最も重要な作戦の一つです。ヨーロッパでの知名度も高く、映画や小説などでも舞台にされ人気も高いですし、また戦闘は苛烈で、パワフルな新兵器なども投入されています。シナリオとしてもゲームプレイもとても面白いものになるでしょう。
『Company of Heroes 2: Ardennes Assault』のディレクター クイン・ダフィー氏。
シリーズ第1作目から開発に従事。
――プレイアブルなカンパニー（部隊）は3部隊になると発表されてますね。
はい、プレイヤーは3つの部隊の中から1つを選択しゲームを進めていく形になります。18のステージがあり、それぞれ異なった視点からプレイする事になります。
――3部隊×18面と言うことは全部で54通りですか。非常にやりごたえがありそうなボリュームですね。
3部隊は各面毎にそれぞれ電撃戦だったり防衛戦だったり物量戦だったりと異なる局面を迎えることになります。さらに全マップには突発的に起こるランダムイベントやシナリオ分岐が仕込まれており、プレイヤーに決断を迫ることになるでしょう。それらの決断は部隊の成長やその後の展開にも関わってきます。
――となると総プレイ時間はどれ位になりますか？3部隊を全てをやり込むとしたら。
それは難しい質問ですね。この場では一先ず無限と答えることにしましょう（笑）。実際のところ1ステージ当たりにかかる時間は熟練プレイヤーで30分前後、一般的には1～2時間程度はかかるでしょう。後はランダムイベントをどの様にクリアするか、ですが実際テストしていても同じ展開を読むのはとても難しいですね。ですのでリプレイヤビリティーも非常に高いと断言します。
――今作で登場する新しいユニット等を教えてもらえますか？
それについての詳細は近いうちに公表する予定ですので今この場では教えられません。すみません。
――バルジの戦いですとティーガーIIなんかも登場しますが？
史実がそうであればその可能性は非常に高いでしょうね（笑）。
――他に本作ならではの見所を教えて下さい。
グラフィックが特に強化されたところでしょうか。そして『Company of Heroes 2』で採用した天候変化がさらにパワーアップされて搭載されています。バルジの戦いというと矢張り冬のイメージですから強化されたグラフィックで描かれるマップや冬景色を楽しんで欲しいですね。
――本日はどうもありがとうございました。
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『Company of Heroes 2: Ardennes Assault』、対応プラットフォームはPCで今年11月18日の海外発売予定となっています。
