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「PlayStation Experience」のメディアショーケースで、PS4向けタイトル『Tearaway Unfolded』のデモ版をプレイすることができましたのでレポートをお送りします。
印象的な紙細工風のアートワークで構成された3Dキャラ達は、前作のPS Vitaタイトル『Tearaway ~はがれた世界の大冒険~』同様に非常に魅力的で、大画面でのフルHDのグラフィックはその魅力をより一層引き出していました。
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様々な仕掛けを解いてゲームを進めていくのですが、キャラクターたちの話すヒントや、画面に映し出されている情報が理解しやすく、直感的に進めていけるゲームデザインであると感じました。
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また、PS4のコントローラーのギミックを使った仕掛けも多く見受けられました。加速度センサーやタッチ操作を駆使した操作はなかなか楽しく、コントローラーのポテンシャルを強く引き出していました。
特に、特定のキャラを主人公が飛ばすアクションでは、コントローラーを傾けるなどモーションセンサーで狙いを定め、タッチパッドをスワイプさせることで飛んでいくなど、直感的でユニークな操作を体験できました。一部のトランポリンの仕掛けでは、タッチパッドをクリックすると動作させることができ、邪魔なオブジェクトを飛ばすなどして活路を切り開くことができます。この操作、任意でできるので、意味もなくトランポリンに乗ってジャンプして遊ぶことも可能です。
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一部のキャラクターからのオーダーで切り絵を作ることができるのですが、スティック操作で線を引く作業を行うためになかなか上手くいきませんでした。デモ版では切り絵のできに関してゲームの進行に関係しなかったので、変な形になったとしても、それはそれで笑えて楽しかったです。
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プレイをしていると自然と笑顔になるような、そんな優しいゲームでした。PlayStation Cameraを使ったギミックなどもあるそうなので、友達や家族でわいわいとプレイすることもできそうです。
PS4向けタイトル『Tearaway Unfolded』は発売日など明らかにされていませんが、公式サイトが日本語に対応しているため、近いうちに日本でもアナウンスが予想されます。