海外サイトKill Screenによれば、マリリン・マンソンのアートディレクターを務めたHassan Rahim氏とWillo Perron氏が初代PlayStationのCD-ROMを採用したとのこと。このCD-ROM採用の理由について、両名は本アルバムのテーマである「暗闇と光」を強調するため、盤面が黒いCD-ROMを選んだそうです。このディスクの裏面は黒ですが、表面にはサーマルテクスチャーを追加し、プレイヤーで再生すると熱で白くなる仕組みを加えています。また、このCD-ROMに搭載されている違法コピープロテクトも選ばれた理由とのこと。
実際にこのCD-ROMはソニーの工場内で生産されたディスクを使用しており、Concord MusicのプロダクションマネージャーBrian Schuman氏がソニーから直接供与されたものを使用しています。また、実際のアルバムデザインは、Hassan Rahim氏のtumblrで確認ができます。

「The Pale Emperor」アルバムの一部