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Xbox One/Xbox 360向けに、海外では11月10日発売のCrystal Dynamics開発のシリーズ最新作『Rise of the Tomb Raider』。『Tomb Raider』シリーズの公式Tumblrに掲載されたゲーム監督Brian Horton氏のインタビューにて、本作には更なる改良を加えた髪の毛処理が実装されることが明らかとなりました。
それによれば、あまり物理演算を用いらずに、多くの髪を表現できる技術を開発。Horton氏は「髪の毛がまとまっており、周りの髪の毛と隣接し、(髪全体を)形成して流れ落ちます」と説明。元々は塊として表現されていた髪の毛を、ヘアスプライン(髪を表現する曲線)が付いてくるようになったため、少しだけ自然になったとのこと。水中における髪の毛の浮き方などの“無重力”エフェクト、水から上がった時のウェット感や重量、纏まり方、黒っぽさの表現、そして雪による髪の毛への積雪を含めた技術を取り入れたと述べています。
なお、2013年に発売されたリブート版『Tomb Raider』のPC版では、リアルな髪の毛の動きを再現するAMDのTressFXを採用。昨年8月にはv2.0へアップデートしており、PS4/Xbox Oneへの対応を果たしています。
リブート版『Tomb Raider』におけるTressFX比較映像