●Gamer.no: 90/100(PS4)
●Hobby Consolas: 90/100(PS4)
●IGN: 84/100(PS4)
- 『Mad Max』は、根源的に堕落したおぞましい(歌うように訃報を知らせたり、アイスケーキに端末試験の結果をデコレーションするような)世界観の中で、刺激的でスリリングな楽しみを提供している。
●GamesRadar+: 80/100(PS4)
●PlayStation LifeStyle: 75/100(PC)
●Game Informer: 75/100(PC/Xbox One)
- 本作をプレイする価値はあるのだろうか?それはプレイヤーが、初歩的で反復的なオープンワールドゲーム要素を楽しめるかどうかにかかっている。
●Destructoid: 70/100(PS4)
●GameSpot: 60/100(PS4)
- 良い点
- 砂漠の荒野は美しく、照明や天候の演出効果も素晴らしい
- カーコンバットは爆発ばかりでスリリング
- 気が狂ったキャラクター達が物語を導いてくれる
- シンプルで扱いが楽な格闘戦
- プレイヤーを世界観とシナリオから引き離すような、論理的に破綻した展開
- ほとんどのミッションが反復的で平凡
- 努力があったにも関わらず、ディストピア的荒野でのサバイバルライフをシミュレートできていない
悪い点
●Guardian: 60/100(PS4)
●Polygon: 50/100(PS4)
- 映画「Mad Max」はどの作品も「夏の大作映画」を超越していて、心に残る世界観やキャラクター、シナリオを与えてくれる。ゲーム版『Mad Max』はその逆だ。カーチェイスや大爆発、血みどろの戦闘があったものの、何も心に残らなかった。
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海外で9月1日にリリースされたPS4/Xbox One/PC向け新作アクション『Mad Max』の海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは71点(PS4版)。なお、本記事執筆時点でXbox One/PC版平均スコアは公開されていません。
ゲームや漫画、その他様々な作品に強い影響を与えた映画「Mad Max」の世界観を自ら再現する本作。メディアレビューでの最高スコアは90点をマークしており、特にそのマップ環境の出来を称える声が目立っていました。荒野を彩るグラフィックスや演出効果は高く評価されており、「狂った世界」を印象付けていたようです。「気が狂っている」とまで言い表されるキャラクター達、そして爆発炎上だらけなカーコンバットも注目されています。
しかし、その「狂った世界」がかえって低評価に繋がる例も。GameSpotではその「破綻した展開」を減点理由として挙げており、最低スコアとなる50点を与えたPolygonでは「何も心に残らなかった」とコメントされています。また、オープンワールドゲームとしての飛び抜けた魅力も感じられなかったのか、「反復的」「くどい」とも言及されていました。
賛否両論が目立つメディアレビューとは対称的に、ユーザーレビューでは合計368件のうち288件が高評価、31件が賛否両論、49件が低評価。映画「Mad Max」、ひいては最新作「怒りのデスロード」ファンなら「マストアイテム」だと語るユーザーも見られています。
『Mad Max』はPS4/Xbox One/PCを対象に、国内で10月1日発売予定です。