今年3月に公開されたトレイラー
先週の東京ゲームショウ2015のインディーゲームコーナーで出展された、南米ベネズエラに拠点を置くSukeban Games開発のサイバーパンクバーテンダーアクション『VA-11 HALL-A(ヴァルハラ)』のプレイインプレッションをお伝えします。
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ゲームエンジンにGameMaker を採用した本作は、207X年の存在しないはずの幽閉された都市“Glitch City”を舞台に、プレイヤーはバーテンダーの“ジル”となり訪れてくる客の注文に応えていきます。
ブースの担当者によれば、日本のレトロゲームのようなグラフィックは、開発チームが日本の昔のゲームが大好きで当時を思い出させるようなものにあえてしたとのこと。開発チームは4人で製作期間は2年間、現時点での開発状況は7割ほどです。また、TGS 2015版ではキャラクターの会話やカクテルとウインドウの説明が全て日本語化されていました。
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チュートリアルを終えゲームを進めると、私生活を24時間配信しているストリーミング=チャンが登場、彼女の要求するカクテルに応えることや無視することで物語が分岐進行します。プレイヤーはアーデルハイドやブロンソン・エキス、デルタ・パウダー、フラナガイド、カルモトリン、アイス、熟成の7つの要素をを組み合わせることでカクテルを作成。この調合は、名前/味/タイプのレシピから簡単に必要な材料を知ることができますが、一つ間違えると完成しないので注意が必要です。
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また、ストリーミング=チャンのパートでは画面にコメントが右から左へと流れる某動画サイトのような仕様になっています。本作のローカライズ担当者によると、これは原文でも同じようなものとなっており、そのニュアンスを掴んだ翻訳になっているとのことです。
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このブースの担当者によると本作は、Windows/Mac/PS Vita/iOS向けに英語版が2015年内に、日本語版が2016年に発売予定。リリースが好調ならPS4やXbox Oneでの展開もあり得るとのことです。
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