
11月3日にベルサール秋葉原で開催された、ユービーアイソフト単独イベント「UBIDAY2015」。本イベントにて出展されたタクティカルシューター『レインボーシックス シージ(Rainbow Six Siege)』のPC版プレイインプレッションをお届けします。
会場ではプレイヤー5人とAIが戦う「テロハント」と、プレイヤー同士が5vs5で戦う「マルチプレイ」が、ヘッドセットとXbox Oneコントローラーを接続したPC英語版が出展されていました。
■味方との連携が重要の「テロハント」モード
テロハントモードでは、5人のプレイヤーそれぞれが任意のオペレーターを選び、テロリスト集団「ホワイトマスク」達を制圧します。オペレーターは各1人ずつしか選べないため、筆者は各自と相談しながら自分がプレイしたいスタイルを決めていきました。

ゲームスタート時にUGVを用いて家内部を探索します。事前にUGVの特性について事前に説明されていましたが、敵のマーキングや設置された障害オブジェクトの破壊を体験することなく敵に撃破されてしまい、突入がスタートしてしまいました。ゲームプレイとしては、従来のFPSと大きな変化がありませんが、ゲームパッドでもリーン(体を斜めに傾ける)動作が可能なことが挙げられます。1発の銃弾でも致命傷に陥ることがある本作ではこの動作が重要で、この動きによって相手に最小限の体面積を出しつつ攻撃できるのです。
建物の屋上へ上がりいざ突入というところで、味方が敵の自爆攻撃によって3人まとめて倒されてしまいました。そのため、た残りの味方も相手を殲滅しきることが出来ずに、筆者を含めたレインボー隊員は瞬く間に全滅してしまいました。

■防御は?攻撃は?コミュニケーションが求められる「マルチプレイ」モード
続いて筆者はプレイヤー同士が5vs5で戦う「マルチプレイ」モードを体験してきました。このモードが「テロハント」モードと違う点は、対プレイヤー戦であること以外にも攻撃だけでなく防御側も考える必要があることです。勝利条件は相手を全滅させることか、目標を無力化/防衛することになります。

このモードでも味方とのコミュニケーションが重要で、事前の打ち合わせによって防御策や攻撃策の組み立てで初動が異なってきます。1試合はとても短く、制限時間が3分のため早めに行動し相手を制圧していかなくてはなりません。強襲時に最も活躍するのがオペレーターの“スレッジ”で、彼の持つブリーチングハンマーが一撃で木製バリケードを破壊できるからです。この試合では、各自力を出し合い全5試合中2試合は勝利を収めることが出来ました。

スレッジの攻撃例
多彩な攻撃や破壊方法で攻略できる本作は、タクティカルシューターに飢えているユーザーや味方とコミュニケーションを楽しみたいユーザーには注目ではないでしょうか。なぜなら数年ぶりのシリーズ最新作であり、キャンペーンモードは搭載されていないものの「テロハント」モードや人質救出やテロリスト排除が楽しめる「Situations」が実装されているからです。
本作は、PC/PS4/Xbox One向けに海外で12月1日に、国内で12月10日にPS4/Xbox One版が発売予定。Amazon PCダウンロード版の発売日は現時点で未定です。