
出場選手たち
2016年1月23日、ベルサール秋葉原にて開催された『Vainglory』の国内大会「RAGE vol.1 ~Vainglory Japan Cup~」決勝戦。4チームが世界への切符をかけて繰り広げた熱い大会の様子を紹介します。

【左から】折井あゆみ(MC)、StanSmith(解説)、Mokson(解説)、ハリー杉山(MC)
本大会に出場するのは、熾烈な戦いを勝ち上がってきたILLMATIC、PotentiaL、Divine Brothers、Team GLの4チーム。先日行われた出場チームによる記者会見および対戦組み合わせ抽選会では、初戦がILLMATIC vs Team GL、2戦目がPotentiaL vs Divine Brothersに決定していました。なお、本大会では2マッチを先取したチームが勝利となります。

英語配信で解説を担当したWolf(左)Monte Cristo(右)

初戦で激突したILLMATICとTeam GLは、互いのメンバーが同じギルド内の"仲間"として一緒にゲームをプレイするほど交友関係が深いチーム同士で、お互いの手の内を知っているハイレベルな戦いが展開。序盤は拮抗した戦いとなっていましたが、2戦続けてTeam GLが勝利し、決勝に駒を進めました。

第2試合は、東のDivine Brothers、西のPotentiaLという東西対決にも注目が集まった手に汗握る対戦カード。世界大会『VIPL』にも出場歴のあるDivine BrothersはJPN_SLASHmooN選手とJPN_Dejiwo選手擁する国際的にも有名なチームです。しかし初戦を取ったのはPotentiaL。波乱が起きるかと思われましたが、続く2戦目、3戦目とDivine Brothersが勝利し、決勝進出を決めました。

決勝戦の1シーン
そして、それぞれの試合を勝ち抜いた「Team GL」と「Divine Brothers」による決勝戦は、大会の最後を飾るにふさわしい試合が展開。1戦目、2戦目をそれぞれ取り合う熱い戦いが繰り広げられましたが、レーンを担当したsilver77選手の大活躍もあり、3戦目をTeam GLが勝ち取り頂点に輝きました。


優勝したTeam GLには賞金100万円と『Vainglory』開発元であるSuper Evil Megacorp本社ツアー、そして「Vainglory国際プレミアムリーグ[VIPL]」への出場権、2位のDivine Brothersには50万円と特注フィギュア、同率3位のPotentiaL、ILLMATICには25万円がそれぞれ贈られ、さらに全チームに練習の機会を始めとする毎月のチームオフ会支援権が贈呈されました。

決勝戦が終了し、これで終わりかと思われたその時、突如サプライズとして「Vainglory World Invitational」世界王者Invincible Armadaが登場しました。本大会出場メンバーから、JPN_SLASHmooN選手、STR1125選手、silver77選手が選出されオールスターチームを結成。Invincible Armadaとのスペシャルなエキシビションマッチが行われました。序盤は初代世界王者の力を遺憾なく発揮し、攻勢に出たInvincible Armadaでしたが、徐々にオールスターが反撃。クラーケンを味方につけたオールスターが勢いそのままに勝利を収めました。

Invincible Armadaも含めた全選手
大会の最後には、主催のCyberZ取締役、大友真吾氏から更なるサプライズが発表。『Vainglory』国内大会「RAGE vol.2」が2016年春以降に開催されることを明かしました。また、MOBAタイトル以外のe‐Sports大会も進行しているとのことです。採用タイトルは現段階で不明なので、続報に期待しましょう。