!注意!グロテスクな表現や残酷表現が苦手な方、18歳未満の方は閲覧をご遠慮下さい。
●Time Out New York: 100/100
- 壁を駆け上げるジャッキー・チェン、はたまたダニエル・クレイグのパルクール的疾走劇、そしてアーノルド・シュワルツェネッガーのように銃を撃ちまくるような体験を観客に与えてくれる。これまでにないような実写映像作品だ。
- 「Hardcore Henry」は典型的なポスト「スター・ウォーズ」的な低品質アクション映画をひとまとめにしてしまったような作品だ。長所となるかはともかくとして、創意工夫のための努力は紛れもなく素晴らしい。
●Washington Post: 50/100
- なんともマヌケな作品だ。グロテスクさと良質なユーモアさえあれば、「Hardcore Henry」の退屈で野蛮なところはなんとかなったかもしれない。
●The Guardian: 40/100
- 『Hardcore Henry』が見据える絶叫とスピードと破壊感、そして低俗さには、まるで容赦がないし救いもない。
●New York Daily News: 0/100
- 実際のところ、ゲームの中に取り込まれたかのようなアクション映画ではある。ただし、正真正銘のクソゲーだが。
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“一人称視点ゲーム”風な映画作品「Hardcore Henry」の海外レビューをお届けしました。Metacriticの平均スコアは51点。合計で30件のレビューが寄せられています。
映画作品のレビューは一般的なゲームと比べて点数の分かれが激しく、そのスコアは100点から0点とまさにピンキリ。そんな中で51点というほぼ中間地点を指し示したのは非常に興味深いポイントではありますが、Metacriticユーザーレビューでは高評価が139件、賛否両論が8件、低評価が7件と極めて好評を博しているご様子。『Hitman』や『Call of Duty』、『メタルギア』など名作ゲームのオマージュも多数散りばめられており、「ゲーマーにとっては良作」といったレビューが見られています。ちなみに、海外映画レビューサイトRotten Tomatoesでの評価は51%となっていました。
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レビューのみで言えば絶妙な評価ではありますが、洋ゲーを愛する者にとってはあまりにも気になる映画「Hardcore Henry」は海外で4月8日より公開中。国内版についてはアナウンスされていませんが、FPSを楽しんだ経験のあるゲーマーにとってある意味目が離せない注目作品と言えるのではないでしょうか。