●Hobby Consolas: 61/100(PS4)
- 『BIOHAZARD UMBRELLA CORPS』のシングルプレイヤーモードは納得のいく出来ではなく、更に悪いことに魅力の無いメカニクスとひどいパフォーマンスを大きな理由として、マルチプレイヤーモードはとっつきにくい上に混沌としている。それにコンテンツ量も不足気味で、短いボリュームのゲームプレイを反復するような内容だ。
●Attack of the Fanboy: 50/100(PS4)
●Eurogamer Poland: 50/100(PC)
- 『BIOHAZARD UMBRELLA CORPS』は興味深いコンセプトとポテンシャルを備えているが、それ以上はなかった。いくつかの白熱する瞬間も、全体的な平凡さと洗練度の低さを隠し切れない。長い目で見ればアップデートでゲームは改善されるかもしれないが、今のところ興奮に値するものは少ない。
●VideoGamer: 40/100(PS4)
●IGN: 38/100(PS4)
- 『BIOHAZARD UMBRELLA CORPS』はその強みをどう活かせばいいものかを分かりきっていない、失敗した競技的シューターと言える。そのメカニクスは頻繁に食い違いが起こるし、バランスもめちゃくちゃで操作性もぎこちない。そして分かりやすい設定以外では『Resident Evil』の世界観らしさを有意義に扱えてないのだ。ホラーファンがのめり込んでしまうようなストーリー性もメカニクスもなく、モダンシューター作品とは比べることもできない。『BIOHAZARD UMBRELLA CORPS』のターゲット層などどこにも無い。
●We Got This Covered: 30/100(PS4)
- 技術的にもシステム的にも価格的にも恐ろしい作品だ。『BIOHAZARD UMBRELLA CORPS』は『Resident Evil』シリーズのスピンオフ作品に求められるハードルを下げたと言っても良い。『Resident Evil: Operation Raccoon City』はファンから中途半端な歓迎を受けていたが、『BIOHAZARD UMBRELLA CORPS』はすべての『Resident Evil』ファンが期待していなかった作品となってしまった。
●Destructoid: 30/100(PS4)
●Polygon: 30/100(PC)
●The Jimquisition: 25/100(PS4)
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海外で6月21日よりリリースされたPS4/PC向け新作シューター『BIOHAZARD UMBRELLA CORPS(バイオハザード アンブレラコア)』の海外レビューをお届けしました。PS4版平均メタスコアは39点(総レビュー数23件)。PC版レビューは3件のみのため、平均スコアは算出されていません。
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人気フランチャイズの世界観を競技系シューターに落とし込んだ本作ですが、その評価は『バイオハザード』ファンとしても芳しくなく、シューターとしての完成度にも疑問が残っている模様。シューターらしいプレイ感においては賛否両論のようですが、マップやゲームモードのクオリティーやコンテンツ量の不足には複数のメディアから辛口評価を受けていたようです。
本作は国内では『バイオハザード アンブレラコア』として6月23日よりリリース中。追加コンテンツとセットになったデラックスエディションは4,620円(税抜)、サントラCDやブックレットが付属する「ダウンロードコード版(PS4版のみ)」は5,990円(税抜)、通常ダウンロード版は3,694円(税抜)で提供されています。