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エレクトロニック・アーツは、自社製品に関わるユーチューバーやストリーマー、その他インフルエンサーに向けて、広告行為の明記ガイドラインを策定し、該当するものにはハッシュタグとウォーターマークを入れるように指導を開始しているようです。
このガイドラインが記載されているのは、エレクトロニック・アーツのドイツ語版公式サイト。PCGamerによる英語翻訳では、「ゲーマーや視聴者が、その内容が何らかのサポートを受けているのか、もしくは完全に広告なのかを知ることができなければならない」として、コンテンツの透明性を高めるために定められたのは下記の2種類の表記です。
- #supportedbyEA
EAによってサポートされて制作されたコンテンツ。(イベントやショーへの招待状や、旅行経費の提供)しかしながら、EAはコンテンツそのものには直接影響を与えていません。
#advertisement
EAがコンテンツそのものに編集などの影響を与えたか、もしくはEA自身によって制作されたコンテンツ。
ガイドラインによれば、Twitter、FacebookやInstagramなどにおいては、これらのハッシュタグのメッセージ内への直接配置が必要とのこと。また、動画や配信についてはウォーターマークの表示か、ビデオの最初にEAの関与を明確に表記する必要があります。現時点ではドイツ語版サイトへの記載のみの同ガイドラインは、地域ごとに若干の内容の差があるものの、追って全世界へと適応されるとのことです。