【特集】見た目に騙されるな!『Paladins』はMOBA要素も備えた無料対戦FPSだった | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

【特集】見た目に騙されるな!『Paladins』はMOBA要素も備えた無料対戦FPSだった

Hi-Rez Studiosが開発・運営するオンラインマルチプレイFPS『Paladins』。基本プレイ無料ながらも、本格的なキャラクタービルド要素を含む対戦が行える本作についてご紹介します。

PC 基本プレイ無料
【特集】見た目に騙されるな!『Paladins』はMOBA要素も備えた無料対戦FPSだった
  • 【特集】見た目に騙されるな!『Paladins』はMOBA要素も備えた無料対戦FPSだった
  • 【特集】見た目に騙されるな!『Paladins』はMOBA要素も備えた無料対戦FPSだった
  • 【特集】見た目に騙されるな!『Paladins』はMOBA要素も備えた無料対戦FPSだった
  • 【特集】見た目に騙されるな!『Paladins』はMOBA要素も備えた無料対戦FPSだった
  • 【特集】見た目に騙されるな!『Paladins』はMOBA要素も備えた無料対戦FPSだった
  • 【特集】見た目に騙されるな!『Paladins』はMOBA要素も備えた無料対戦FPSだった
  • 【特集】見た目に騙されるな!『Paladins』はMOBA要素も備えた無料対戦FPSだった
  • 【特集】見た目に騙されるな!『Paladins』はMOBA要素も備えた無料対戦FPSだった

Hi-Rez Studiosが開発・運営する、基本プレイ無料のオンラインマルチプレイFPS『Paladins』。ありがちなチームベースシューターと思いきや、本格的なキャラクタービルド要素も備えた、熱い対戦プレイが楽しめる本作をご紹介します。

『Paladins』は、FPSを基盤としながらも、プレイ中のスコアに応じて得られるマッチ内マネー(以下Credit)で能力値を強化できるMOBAシステムを搭載。さらに、マッチのスコアに応じて獲得可能なゲーム内マネー(以下Gold)で、チャンピオンの能力やアビリティを強化でき、プレイスタイルに合わせて特性を変えることができます。また、Hi-Rez Studiosは、人気MOBAタイトルの『SMITE』も開発していることから、本作も例に漏れずe-Sportsにフォーカスしたシステムであるとも言えます。


2016年9月16日より早期アクセス中の本作は、Steamにてダウンロードが可能。インストール中もいくつかウィンドウが出ますがOKを押すだけでプレイ直前まで進めます。起動した後は、最初にHi-Rez Studioのアカウントを登録する必要があるため、ユーザーIDやパスワード、メールアドレスを入力。ユーザーIDが被っている場合は別のものに変更する必要があります。

ユーザー登録完了後に、ゲーム中で使用するプレイヤー名の登録をすると、そのままチュートリアルへ。チュートリアルでは移動や射撃、アビリティなどの基本的なプレイ方法と、オブジェクティブの取得方法など簡単なゲームルールが学べます。チュートリアルを完了すれば、あとは自由にゲームを楽しむことができます。



『Paladins』に用意されるゲームモードは、5vs5のシージ/ペイロードで、攻撃側と防御側で数ラウンドをプレイするマッチ形式です。グラフィックビジュアル面も含めて、『Overwatch』や『Team Fortress 2』と似通った作りであることは一目瞭然ですが、一方で、スコアに応じて貯まるCreditでマッチごとに自キャラクターを強化できるMOBA要素があるのは、本作ならではの特徴でありスパイスになっています。


購入したアイテムは敵味方関係なく見ることが可能

ゲーム内で購入可能なアイテムは、大きく分けて4種類に分かれ、攻撃、防御、ヒール、ユーティリティがあります。これらを状況やチャンピオンの特性に応じて、攻撃力や直接攻撃、爆風のダメージ軽減や移動速度のUPといった強化をすることで、より戦闘を有利に進めることができます。それぞれのアイテムは購入時の1段階から3段階まで強化が可能で、価格はアイテムにより、300/600/900もしくは400/800/1200です。


例えばダメージ軽減では、直接攻撃とAoE(範囲)攻撃の軽減が分かれているなど、選択に非常に悩むような仕組み

チャンピオンは初期状態で数体が使用可能で、課金ポイントかGoldで追加でアンロックしていきます。期間ごとにフリーチャンピオンが割り当てられ、試してみて気に入ったチャンピオンがあれば、Goldで購入するという形になります。

チャンピオンごとに1つのアルティメットと2つのアビリティが割り当てられています。アビリティなどの性能を変化させることができるのが「カード」による強化で、初期状態では基本セットのみが選択でき、カードは後述のRADIANT CHESTから入手、もしくは1枚1,200Goldで購入することができます。セットは最大12コスト、カードを1Lv上げるごとに1コスト増える仕組み。もちろんカードのレベルアップに経験値やGoldなどは必要ありません。残念ながら、現時点では英語表記にもかかわらずチャンピオンなどの説明文が一部文字化けしていますが、特に困るほどではありませんでした。


初期状態で組まれているセット


各パラメータに4種類ずつカードが存在、どのカードがOPなのかを想像するだけでもなかなか楽しい

チェストシステムもあり、レベルアップなどで無料でもらえるRADIANT CHESTと、レアアイテムが入っている有料のCOLOSSAL CHEST、他にも課金要素としてXPブースターやプレイヤー名の変更などがあります。アーリーアクセスではありますが、多くの場所で課金可能な要素が既に見えているのは意外です。



プレイ可能なサーバはNA、ヨーロッパ、オーストラリア、ブラジル、東南アジアの5箇所から選択できますが、日本からは東南アジア以外は選ぶ理由があまりないので、東南アジアで問題はないと思います。サーバに関してはいつでも変更できるので、時間帯に応じて変えてみるのも良いでしょう。


筆者がプレイしてみたSoutheast Asiaでは現地語で話すユーザーが多かったが、英語も通じるユーザー層のよう。

マッチング自体はとても早く、非常に快適。一方で不便だと感じた点は、マッチング後の処理が不安定で、一旦落とされることがまれにあること。また、マッチ開始直後に終了する、HUDやクロスヘアも一切出ずアイテム購入もできないといった、システム的には致命的な問題にも1度遭遇しており、多少なりとも不安を抱えてしまうのは否めません。アーリーアクセスから正式版に移行するまでに改善されていることを望みます。

『Paladins』は基本プレイ無料で敷居も低く、現在海外でもユーザー数が拡大しているタイトルなので、対戦FPSやMOBAプレイヤーなら、一度は触ってみて損のないゲームだと言えます。
《kuma》

kuma

作詞家/作編曲家/元Esports競技勢。FPS、アクションRPG、シミュレーター系が主食。ハードウェア・ソフトウェアレビュー、インタビューなどをやっています。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

PC アクセスランキング

  1. 「マジンガーZ」や「ゲッターロボ」、「ダンクーガ」らが激突するロボ格ゲー『アイアンサーガVS』は3月21日発売

    「マジンガーZ」や「ゲッターロボ」、「ダンクーガ」らが激突するロボ格ゲー『アイアンサーガVS』は3月21日発売

  2. 最適化不足で“賛否両論”のSteam版『Rise of the Ronin』にグラフィック調整のアプデ配信―セーブ消失報告など依然として厳しい反応

    最適化不足で“賛否両論”のSteam版『Rise of the Ronin』にグラフィック調整のアプデ配信―セーブ消失報告など依然として厳しい反応

  3. ちらちら見えるお尻も気になる『Blade Abyss』Steamにてリリース。複雑な装備システム排除で戦闘重視のオープンワールドハードコアACT

    ちらちら見えるお尻も気になる『Blade Abyss』Steamにてリリース。複雑な装備システム排除で戦闘重視のオープンワールドハードコアACT

  4. 『アサシン クリード シャドウズ』Steam版は「Ubisoft Connect Launcher」不要。ユーザーからは歓迎の声

  5. 1つの世界に数千人でクラフト&サバイバル!中世サンドボックスMMORPG『BitCraft Online』5月29日早期アクセス開始決定

  6. 『モンハンワイルズ』の「FSR 4」現状未対応の説明になぜか大きな反響―AMDのキャンペーンや海外メディアの誤情報も影響か?

  7. 新生『DOOM』が悪魔的価格、期間限定のスペシャルオファーで90%OFF224円。ハンバーガーおよそ1個分で悪魔狩り入門

  8. マルチプレイサンドボックス『Core Keeper』に大型アップデート「バッグと爆発」が登場。現在セール中のスイッチ版をはじめコンソール版にも配信

  9. 日本語はまだか…ファンタジーRPG『Avowed』コミュニティの要求に応じるアプデ配信するも国内ユーザーは落胆

  10. 『原神』新キャラクター「イファ」の容姿が初公開!担当声優は森久保祥太郎さんから寺島惇太さんに交代

アクセスランキングをもっと見る

page top