●PlayStation LifeStyle: 100/100
●Guardian: 100/100
- 上田文人氏のPS4向けタイトルは制作におよそ10年もの歳月が費やされた。美しく精巧なアニメーションが映える感情を揺さぶるような叡智は、待つに値するものだった。
●Time: 100/100
●Playstation Universe: 90/100
●VideoGamer: 90/100
●GamesRadar+: 90/100
- 非日常的な友達をフィーチャーした感動的なアドベンチャー。フレームレート問題も見られたものの、この素晴らしいゲームを途中で辞めてしまう理由にはならない。
●GameSpot: 90/100
- 良い点
- 素晴らしいアニメーション
- プレイヤーの洞察力を鋭くするようなちょっとしたパズル要素
- 息を呑むようなレベルデザイン
- 緊張感と情感的な瞬間がぎゅっと詰め込まれている
- 記憶に残るような“絆”が鮮明に描かれている
- ボタンアイコンが最初から最後まで表示され続ける
- 時折ゲームが重くなる
悪い点
●GamesBeat: 85/100
●Destructoid: 85/100
- 上田文人氏の傑作と言えるわけではないが、彼のようなゲーム開発者は類稀な存在であると、現時点では確信を持って言える。そして、彼には私達の願いに応えながら更なるゲームを作り続けて欲しいと切に願う。
●Game Informer: 80/100
- グラフィックス: トリコの活き活きとした動きや表現力が注目の的になっているが、そのフィールド環境も魅力的だ。フレームレートは時折ひどいことになる。
- サウンド: 獣の咆哮と哀愁を感じさせる鳴き声はトリコの存在感をリアルなものに仕上げ、サウンドトラックもゲーム内の重要な瞬間を刻んでいる。
- プレイしやすさ: 主人公の少年としてのアクションにはムラがある程度なのだが、常にトリコに指示を出せないのは何よりも大きい欠点だ。
- エンターテイメント性: 『人喰いの大鷲トリコ』はこれまでのゲームにない方法でプレイヤーとトリコを結び付けている。何か問題があったとしても、ぜひ体感するべきだ。
- リプレイ性: 普通
●Forbes: 75/100
●Polygon: 75/100
- 『人喰いの大鷲トリコ』の最高の瞬間では、現世代のハードウェアで実現できる偉大な功績を成し遂げた。今作は決して「PS2のゲーム」のゲームではないのだが「荒削りで洗練されていないPS2ゲーム」のような手触りなところ。先人達の旧作を思い起こさせるが、その名残りを再現することはできない。
●IGN: 70/100
- 『人喰いの大鷲トリコ』の素晴らしい点と欠点の差は本当に凄まじい。完璧な麗しさ、そして感情的で生命力に満ちた仲間との素晴らしい瞬間は、操作性やカメラアングルの悪さで台無しになってしまう不可解な瞬間とイコールの位置にある。しかし個人的には、とてつもなく美しいパートを体験する意味があるのなら、そういった小さな問題も補えると感じた。
●Yahoo!: 70/100
●The Jimquisition: 65/100
- このゲームが大好きだと言いたいところだったが、ちょっとした欠点に邪魔されたこともあり、正直には言い難い。プレイ最中の楽しくなかった時間を振り返ることはできないし、どれだけの時間を積極的にプレイして、価値のある体験を絞り出したのか測ることもできない。私は多くの人から「傑作」と呼ばれるようなゲームをプレイした。たぶん、遥か昔にも言うことができた言葉だ。だが、それは今日の話ではない。今日の話ではないのだ。
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12月6日にリリースされた『人喰いの大鷲トリコ(The Last Guardian)』の海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは83点(総レビュー数66件)。うち51件の海外メディアが75点以上の「高評価」を与え、15件が「賛否両論」のレビューを寄せました。
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待望の発売を迎えた『人喰いの大鷲トリコ』ですが、その仕上がりが大きな期待度に見合ったものなのかどうかは、多くのゲーマーにとって注目したいポイントでしょう。100点満点を与えたレビューは8件に上り、大手メディアからも70~90点のスコアが与えられた今作は紛うことなき良作と呼べそうなところですが、一部ではフレームレートの低下に関する問題も報告されていました。
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しかしながら、豊かなマップで息衝くトリコと感動的なゲームプレイには多くのメディアが太鼓判。その欠点を補って余りある内容で、7年という長い道のりを経たタイトルとして十分な好評を獲得していました。
『人喰いの大鷲トリコ』はPS4向けに発売中。価格は、ディスク通常版/初回限定盤が6,900円(税別)、ダウンロード版が6,900円(税別)です。