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2016年4月にローンチして以来、多くのVRファンに利用されているVRヘッドセット「HTC Vive」。本デバイスは接続ケーブルのスリム化や新型VRコントローラーのプロトタイプ披露、TPCAST社によるワイヤレス化キットなど、現在進行形で改善と進化が進んでいます。
その流れから2017年1月5日よりラスベガスにて開催となるCES 2017(Consumer Electronics Show)では新型の「Vive 2」が発表されるのではないかと噂になっていましたが、HTCはそれを公式に否定しました。
海外サイトUploadVRによれば、HTCは「CES 2017でVive 2を発表するという噂は真実ではありません。私たちは現在と未来のViveオーナーが魅力的なコンテンツで最高のルームスケールVRを体験できるよう、成長し続ける強力なエコシステムの構築に焦点を当てています」と伝えたとのことです。
HTC Viveで採用されているSteamVRトラッキング技術は、ライセンスプログラムによって、既に300社以上が新プロジェクトに取り組んでいることが明らかとなっています。そのため、HTCのVive 2でなくとも、他社からより進化したVRデバイスが登場する可能性もあるのではないでしょうか。今後のVRの展開には大きな期待がかかります。