Blizzard EntertainmentのゲームディレクターJeff Kaplan氏はDICE Summitを通し、『オーバーウォッチ(Overwatch)』ゲーム内マップの開発秘話を明かしました。
DICE Summitに登壇したKaplan氏は、ペイロードマップのひとつである「ドラド」について言及。ソルジャー76やソンブラを巡る物語も描かれてきたこのメキシコ風マップですが、その開発アイデアはGoogle画像検索を参考に得たものなのだとか。印象的な丘と色彩豊かな建物が並ぶメキシコのイメージから作られた「ドラド」は開発陣にとっても完璧な仕上がりに見えたようですが、マップ完成から2ヶ月後、関係者から「なんでイタリアの街を参考にメキシコのマップを作ったの?」とツッコまれ、実際に参考にしていたものがイタリアのマナロラという街だったと発覚したそうです。
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これについてKaplan氏は「(『オーバーウォッチ』の世界観は)現実の惑星の話ではないのです」と釈明しつつ、「メキシコにお住まいの方々に約束します。イタリアのマップを作るときが来たら、今度はメキシコの画像を参考にします」とジョークを込めたメッセージを届けました。