●Cheat Code Central: 100/100
- 『ARMS』の良い部分がいったいどんなものなのかは説明するのは難しい。今作を格闘ゲームと呼ぶのは『スプラトゥーン』をサードパーソンシューターと呼ぶのと同じである。『ARMS』は鮮やかでカラフルかつ敷居の低いゲームだ。新規プレイヤーも簡単に飛び込んでほとんどのマッチとモードを楽しくプレイできる。一方、更にプレイに打ち込むプレイヤーはキャラクターと装備に基づいた複雑な戦略を自分の手で築き上げるだろうし、オンラインで他のプレイヤーに挑む機会に引き込まれていくだろう。
●Nintendo Life: 90/100
●Hardcore Gamer: 90/100
●CGMagazine: 85/100
●Game Informer: 83/100
- グラフィックス: ほとんど過剰なところまで色彩豊かで、『ARMS』は鮮彩なビジュアルを備えた作品である
- サウンド: 音楽に惹き込まれたことはなかったが、各楽曲はゲーム内で展開されるアクションにフィットしている
- プレイしやすさ: モーション操作は楽しく満足感もあるプレイ方法ではあるのだが、通常の操作は実質的にコントロール精度を求めてくる形になる
- エンターテイメント性: 激しい戦いに巻き込まれていようがおかしなミニゲームのひとつに参加していようが、プレイヤーの顔にはきっと笑顔が浮かぶだろう
- リプレイ性: 普通
●Polygon: 80/100
●Twinfinite: 80/100
●Destructoid: 70/100
●GameSpot: 70/100
- 良い点
- 機敏な移動とゆっくりしたパンチは、高速展開する戦いのバランスを釣り合わせている
- 「アーム」装備とファイターの能力はゲームの深みを増し、自分自身で戦略を考える必要も与える
- ローカル対戦は、『ARMS』が備えるユニークな対戦メカニクスと独自性のおバカな部分を映し出す最高のショーケースである
- モーション操作でも通常操作でも、少しばかりゲームプレイのフレームスキップが発生する
- 最初のラーニングカーブを乗り越えるのがちょっとした苦労になる
悪い点
●VideoGamer: 50/100
- 良い点
- 愉快で戦術的な1体1のバトル
- 楽しくてマヌケなトーン
- 2人以上のキャラクターが戦うとカオスなことになる
- モーション/通常操作の両方が欠陥を抱えている
悪い点
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6月16日より発売されるニンテンドースイッチ向け新作『ARMS(アームズ)』の海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは78点(総レビュー数59件)。そのうち46件が高評価、残る13件が賛否両論に当る点数を寄せています。
スイッチのモーション操作を駆使した格闘ゲームとして発売される今作ですが、装備とファイターを選ぶ戦略的要素に奥深い戦闘メカニクスは特に好評。ビビッドな色合いと痛快な世界観がゲームプレイを彩り、ビジュアル面にも好意的なレビューが届いていましたが、操作面や新規プレイヤーにとってのハードルについては意見が分かれていました。モーション操作のみでなくスティック/ボタン操作にも対応する『ARMS』ですが、楽しさと操作性への疑問の双方が際立つ結果となりました。
『ARMS』は日本国内でも6月16日より発売予定です。