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PC用VRヘッドセット「HTC Vive」などで知られるHTCは、中国のゲームとデジタルエンターテイメントのイベント“China Joy”にて新たなスタンドアローン型のVRヘッドセットを中国向けに発表しています。
In case you missed it yesterday, we are bringing a @Qualcomm powered Standalone VR headset to China! Read the @VRFocus for more info! https://t.co/9Vi8GPieHq
— HTC VIVE (@htcvive) 2017年7月27日
発表を伝える海外メディアVRFocusによれば、このヘッドセットは、公式のコンテンツプラットフォームとしてViveportを利用する予定で、幅広い視聴者により手頃な価格の高品質VR体験を提供し、ViveファミリーをPCベースのVR体験以上に拡張するものとして位置づけられています。外部PCやスマートフォンの使用の必要のないスタンドアローン型であり、クアルコムの“Snapdragon 835”モバイルVRプラットフォームの高度な機能を利用しているとのことです。
「中国は今日の世界の主要なモバイル市場であり、グローバルVR市場をリードする勢いもある」と語る、HTCの中国地域担当トップのAlvin W. Graylin氏は、「クアルコムと協力して使いやすく、より手頃な価格のVive VRシステムを提供することで、プレミアムスタンドアロンVRを中国の大衆に広くアクセスさせることができます」とコメント。
なお、VRFocusによれば、本ヘッドセットはHTCがGoogleと共同開発中のヘッドセットとは別のものであるとのことで、中国以外の地域での展開の有無も含めて続報が待たれるところです。