●Gaming Nexus: 90/100
●Game Revolution: 90/100
バグのないゲームプレイを求めているのであれば、『Kingdom Come: Deliverance』を手にするべきではない。優れたゲーム性で、『The Elder Scrolls』のハードコア版のようなオープンワールドRPGを求めているのであれば、何も躊躇することはない。Warhorse Studiosは『TES』が受けるであろう資金のほんの一部のような規模で、『Kingdom Come: Deliverance』を作り上げるという見事な偉業を成し遂げた。今後この作品がどのようにサポートされていくのか、将来的にどんな作品が飛び出てくるのか、私は待ち切れない。
●GameSpew: 90/100
●The Games Machine: 86/100
●Eurogamer Italy: 80/100
●Hardcore Gamer: 70/100
最初の40~50時間ほどのキャンペーンモードで、バグや現段階のビルドに含まれる問題が発生しなかったなら、あらゆるゲーム性において優れた2018年度のベストRPGとして認められるだろうし、プレイヤーとRPGジャンルの相性にかかわらず、誰にとっても傑作と言える。現状ではビジュアル面、技術面、システム面といった基盤において、『Kingdom Come: Deliverance』のパフォーマンスは手に負えず、予期せぬひどい挙動を見せることがある。
●Windows Central: 60/100
●Attack of the Fanboy: 50/100
●TheSixthAxis: 40/100
『Kingdom Come:Deliverance』のパフォーマンスを大幅に向上させるバグ修正があれば、隠れた宝石的な作品になるかもしれない。今作は壮大で野心的にもかかわらず、一般層に向けて提供される準備が明らかに整っていない。素敵なきらめきが秘められているし、オーブンの中でもっと長きにわたって料理されるか、今作への期待をより妥当なレベルに設定していれば、結果として今作は素晴らしく高スコアに仕上がったことだろう。悲しいことに、『Kingdom Come: Deliverance』は新しい流行を生み出すようなゲームでなく「ひとつの教訓」と呼ぶべき存在だ。
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2月13日よりリリースされたPC向け中世RPG『Kingdom Come: Deliverance』の海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは76点(総レビュー数16件)。うち11件が高評価、4件が賛否両論、1件が低評価を与えています。
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今作はリアルに再現された中世ヨーロッパを舞台にしたオープンワールドRPG。細微に至ってこだわりぬかれた城、街並み、風景の仕上がりにはユーザーレビューでも太鼓判を捺されていましたが、不具合に不満を感じたとの声もちらほらと見られます。数十時間プレイしてもバグが発生しなかった、というレビューも見られていますが、更なる最適化が図られれば、メジャータイトルに負けないハードコアRPGとしてその名を残すかもしれません。
YouTube:https://youtu.be/N14tTn01qEo
『Kingdom Come: Deliverance』はSteamで配信中。海外ではPS4/Xbox One向けにも発売中です。