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『リーグ・オブ・レジェンド』の国内リーグ「League of Legends Japan League」は、全所属チームへのコンプライアンスを徹底していくと発表しました。
本件は、Burning Coreに所属していたDara選手が引退したことにより発表されたもので、PENTAGRAMが当時所属していた複数の選手に対し、在留カードの返還を行わず、移籍を阻害したことが発端。今回、プロモーションシリーズにて、「Dara選手がオフラインで過去にトラブルがあったチームと対戦することに極度の不安を感じ、引退を検討している」という話がBurning Coreのオーナーからあり、LJL側としても「選手が安心してプレイ出来る環境を整える責務があり、会場内外での嫌がらせ等があった場合は直ちに対処するので安心して欲しい」との返答をしたものの、結果としてDara選手が引退を決断しました。
ライアットゲームズはLJLに所属するチームを指導する責任があると考えており、全チームに対しこれまで法令遵守の徹底とプロチームとしての高い倫理観を持つことの要請をしてきたとのことですが、今回の件を真摯に受け止め、改めて全チームにコンプライアンスの指導要請を図ることを決定。さらに、所属選手を対象とする相談窓口を設置するとのこと。
国内チームを牽引してきた選手が、移籍した後に引退するという悲しい結果になってしまいましたが、e-Sports選手の振る舞いが問題になる中、チームレベルでも正しい方向に進むことができるようになることを願うばかりです。