気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Applimazing開発、PC向けに5月25日リリースされた見下ろし型2Dレーシング『Ultimate Racing 2D』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、見下ろし型の2Dレーシング。35のクラス、300以上のマシン、45以上のコースが収録されている他、オンラインマルチプレイヤーでは最大20人で同時にプレイすることが可能です。
『Ultimate Racing 2D』は980円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Thom Postma氏(以下Postma氏):こんにちは、Thom Postmaです。私はオランダ人のインディーゲーム開発者であり、インディーゲームスタジオApplimazingの創設者でもあります。『Ultimate Racing 2D』の前には、『Formula Racing 2D』と『Car Soccer 2D』という2本のモバイル向けタイトルを作りました。『Ultimate Racing 2D』は私にとっての初めての大型タイトルで、Steamで配信中です。また、今後本作がコンソールでリリースされる可能性もあります。
――本作はいつどのようにして開発が始まったのでしょうか?
Postma氏:『Ultimate Racing 2D』のアイデアは、2016年にモバイルゲーム『Formula Racing 2D』においてコース、車両、ゲームモードを追加する拡張版の計画を作っていた時に出てきました。様々なタイプのレースをすることができる3Dレーシングゲームは他にも数多くありましたが、2Dではそうではありませんでした。そのため、様々なタイプのレースに対応し、多くのコース、マシンを搭載した究極の見下ろし型2Dレーシングを作りたいと思ったのです。
――本作の特徴を教えてください。
Postma氏:『Ultimate Racing 2D』では35のクラス、45以上の美しいコース、大ボリュームのキャリアモード、チャンピオンシップモード、そして最大20人のオンラインマルチプレイモードが搭載されています。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Postma氏:(シンプルで楽しい2Dレーシングゲームの)『Slicks ’n’ Slide』や(武器があるラリーゲームの)『Death Rally』といった、子供の頃に遊んだ見下ろし型レーシングゲームから影響を受けていますね。たくさんのクラスやコースが搭載された『TOCA Race Driver』にも影響を受けていまして、この2Dバージョンを作りたいと思っていました。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Postma氏:現在、本作の最適化作業を行なっています。完了し次第、他の言語にも対応できるかどうか、可能性を検討してみたいと思っていますので、日本語の対応も行われるかもしれません。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Postma氏:本作にはオーバルコースとロードコース、二つの日本のコースが収録されていますので、日本の方にとっても面白いのではないでしょうか。シンプルで楽しい見下ろし型のレーシングゲームが好きでしたら、本作はピッタリでしょう。楽しんでいただけると嬉しいです!
――ありがとうございました。
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