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E3 2018において、9月4日配信予定の『Destiny 2』新拡張「孤独と影」追加モード「ギャンビット」の試遊を行うことができましたので、ご紹介します。
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ギャンビットは4対4に分かれて戦う、PvPとPvEが組み合わされたモード。両チームは別々のマップに分かれて、次々と出てくる敵たちを相手に戦います。敵を倒すと白い三角形のカケラをドロップするため、これを回収し、マップ上にあるバンクと呼ばれる施設に入れていきます。目標はチームメイトで協力し、75個のカケラをバンクに入れてボスを呼び出し、そいつを倒すこと。
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しかし5個、10個、15個と言う数のカケラを一気にバンクに入れることで、相手チームに邪魔キャラとなるブロッカーを召喚することが可能。このブロッカーが生きているうちはバンクにカケラを入れることができないので、もし相手チームによって呼び出されてしまったら早急に倒す必要があります。また、バンクに25個、50個カケラが溜まった時点で、プレイヤーキャラが一人相手のマップに侵入して邪魔をすることも可能。対人戦が得意なプレイヤーに入ってこられたら大変なことになります。
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死亡してしまうと持っていたカケラをドロップしてしまうため、「15個貯めて、強いブロッカーを相手チームに送ろう」と思っていたころにやられてしまうと大変悲惨なことになります。チームで協力してカケラを集めていくモードですが、個人の判断も戦況を大きく左右します。
実際に試遊をしてみてまず感じたのは、直接相手と撃ち合うわけではないので、対人戦が苦手な人も気軽に楽しくプレイできると言うこと。カケラを効率良く集めるには仲間との協力が必須で、盾を持っている相手にはうまく後ろから回り込むなど、自然と他のプレイヤーとの協力が発生するようなデザインになっています。また、時間経過で敵は徐々に強くなるため、試合が進むにつれ協力する重要性が増してくるのも特徴です。
相手チームのメンバーがこちらに侵入してきた時も、こちらが4人なので力を合わせれば容易に撃退することが可能でした。ただ、みんなバラバラに行動していたとき相手が上手いプレイヤーだったこともあり、犠牲が次々と出るような事態にも…
75個のカケラを集めて呼び出されるボスキャラは、とにかく体力が高く、攻撃範囲も広い強敵。画面上部には常にいまお互いのバンクに入っているカケラの数や、ボスの残りHPが表示されるのですが、終盤になるとどの試合でもお互いボスが登場しており、どちらが先にボスのHPを削り切るかという白熱する試合を楽しむことができました。
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新たに追加される、間接的PvPとも言えるギャンビット。PvPが苦手という人も気軽に楽しめ、他のプレイヤーとの協力を存分に感じられる新モードと言えそうです。