【ホラーゲーム漫画】『Early Access』第3話「目目＜●＞目目」

スパ君の漫画がゴアとグロテスク、登場人物達のサイケで醜悪な内面を凄まじい筆致で逃げ惑う読者に投げつてくる『動』の漫画だとしたら
この作品は今の所『静』を感じる漫画だと感じる。
何とも言えない奇怪で奇妙な世界はスパくんで見られるような衝動的/直接的な恐怖＝アメリカ産ホラーのような激しいゴアではなく
ダリオ・アルジェント作品を彷彿とさせる、目を閉じればあたかも画面の向こうから忍び寄る恐怖に怯える主人公の
鼓動や息遣いが聞こえてくるかのような全く方向性の違うホラー作品を作者が志向していることに着目したい。

前回だけじゃなく、次回へのリンクもほしい。第1話から読むとき、めんどう。

Hikaru先生の絵で安らぎを感じる身体になってしまったせいで
微妙に恐怖を感じない自分自身が凄く残念だけど
ホラーを抜きにしても不条理ミステリーな感じで凄く面白いです

右手を突き出し、左手を添え、盗りたいものを強く念じてスティ～～～ルっ！って叫ぶのです。

ヒロインがメッセージについて言及したって事は、このメタな仕様が何かしらストーリーの謎部分に関わってるのかな？
アンダーテイルとか猿の惑星みたいな、あっと驚く設定に期待しちゃうわ～。

クリーチャー初登場時に決めポーズカットシーンがあるゲームは良作

主人公の心の声が明文化されてしまい、ちょっとガッカリ
ここは、絵の表現だけで押し切ってほしかった

そんな私の選択は、もちろん冷蔵庫
冷蔵庫を振り回せば、どんなクリーチャーも一発でダウンさ！

楳図かずお感がでてるんで日本版DBDのゲームをだしてほしいです。

得体の知れない世界観に鳥肌がぞわぞわした。
これからも頑張って続けてください。応援してます。

逃げろ、からの戦え、に
ダブスタに振り回されるバイトの悲哀を想起した