「Steamリンク」は、母機からデバイスに対し映像を送信、デバイス側で操作の入力を行うことで遠隔地でもゲームを楽しむことができる規格。当初、専用ハードウェアとして展開していましたが、先日より、Androidモバイル端末及び、Rasperry Pi向けのソフトウェアが順次リリースされていました。
今回の「Steam Link Anywhere」は同規格において当初より設定されていた“同一ネットワーク上でのみ接続可能”という制限を取り払うもので、これにより家庭内だけでなく、外出先などでもPCゲームを楽しめるようになることが見込まれます(良好なネットワーク接続が必要です)。
同様の機能を備え、かつモバイルなどでも利用可能なアプリとしては既に「Parsec」などがありますが、果たしてそれらと遜色ない、もしくはそれ以上の機能となるのか期待しましょう。「Steam Link Anywhere」の利用には、「Steamリンク」のベータ版ソフトウェアだけでなく、記事執筆時点ではSteamのベータクライアントも必要です。
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