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Activisionは、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』を開発するInfinity WardのアニメーションディレクターMark Grigsby氏へのインタビューを公開しました。
インタビューでは、同作で採用される新たなアニメーションの工夫などが語られています。以下は、Grigsby氏のインタビューとActivisionによる解説の抄訳となります。
- 今作では、アニメーション製作チームはあらゆるディテールに全意識を向け、「武器の感覚」を可能な限り正確に再現しています。
- 発砲すれば、その銃の威力だけでなく、ゲームの世界内にもたらした影響を、音響や物理エフェクトを通じて感じ取ることが出来ます。小口径の弾薬と.50口径の弾薬では、壁に当たった時に大きな違いがあります。大口径の弾を身体に受けた敵は後ろに押し飛ばされます。また、ドアをこじ開ける際にも、大口径弾のほうがより効果的でしょう。
- 今まで、まるで船の甲板上にいるような、前後にフラフラとする動きが待機モーションとして多く使われてきました。しかし『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』では、立っているだけの時でも、筋肉を動かし、より自然な待機モーションをとります。我々はこれを「動的待機モーション(Active Idle)」と呼んでいます。階段を上がるときは、銃がカメラに固定されているように見えないよう、銃にちょっとした動きを付け加えています。見回すときには、まず先に頭が動き、そのあとに銃が追従します。以前の『Call of Duty』シリーズでもそういった表現が多少あったが、今作ではより深い次元の表現となります。
- ADS(銃のサイトを覗き込んだ状態)中のリロードを追加しました。前作までは、リロードする際にADSが解除されていましたが、今作では敵をサイト内に捉えたままリロードすることが出来るようになります。
- ネイビーシールズのアドバイザーに何度も「この銃はどうやってリロードするのですか?」と確認しました。彼らが教えてくれた答えは、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』をプレイすればその目で見て確かめることが出来ます。
『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』はPS4/Xbox One/PCを対象に、2019年10月25日より発売予定です。