
ユービーアイソフトのアシュラフ・イズマイル氏が、既婚であることを隠して女性ファンと不適切な関係を長期にわたって続けていたとして、『アサシン クリード ヴァルハラ』のクリエイティブディレクターを辞任したことが分かりました。
イズマイル氏はこれまで『アサシン クリード ヴァルハラ』のクリエイティブディレクターを務め、『アサシン クリード オリジンズ』『アサシン クリード4 ブラックフラッグ』にも携わっていた人物。ゲームメディアによるインタビュー映像などにも多く登場していました。なお本記事執筆時点で、同氏のTwitterアカウント(@AshrafAIsmail)は削除済となっています。
This person is married. When he starts a relationship with you, know he's married. This is why he doesn't want to talk on the phone or facetime or have things sent to his home. His marriage has been confirmed by 3 people. I was with him for a year on and off before finding out. pic.twitter.com/eomqLCXZTu
— dani porter bridges(@matronedea) June 21, 2020
TwitchストリーマーのMatronEdeaさん(Twitter/Twitch)の告発文では、彼女がイズマイル氏が既婚者であることを知らずに1年ほど付き合っていたことが明かされています。
イズマイル氏は、写真に結婚指輪が映っていることを指摘された際に「両親が周りの人から『なんでお宅の長男は結婚していないのか』という質問に答えなくて済むように(偽の結婚指輪を)着けている」と述べたり、宅配物の届け先を職場(ユービーアイソフト・モントリオール)に指定したり、電話・FaceTimeでの連絡を拒んだりするなど、MatronEdeaさんと家族の両方に対して隠蔽を図ったとされています。その後MatronEdeaさんは三つの情報源から「イズマイル氏は既婚者である」という裏付けを取り、今回の告発に至ったとのことです。
ユービーアイソフトは本件について詳細なコメントを差し控えていますが、イズマイル氏が休職に入ったことを海外メディアPC Gamerに明かしています。
Neilson Barnard/Getty Images Entertainment/ゲッティイメージズ
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