『CoD:MW』『Warzone』にて告知なしに「OK」ジェスチャーが削除―差別的意味合いとの関連によるものか | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『CoD:MW』『Warzone』にて告知なしに「OK」ジェスチャーが削除―差別的意味合いとの関連によるものか

海外メディアEurogamerは当該ジェスチャーに含まれる差別的意味合いについて指摘し、今回の削除と関連性があるのではないかと推測しています。

ゲーム文化 カルチャー
『CoD:MW』『Warzone』にて告知なしに「OK」ジェスチャーが削除―差別的意味合いとの関連によるものか
  • 『CoD:MW』『Warzone』にて告知なしに「OK」ジェスチャーが削除―差別的意味合いとの関連によるものか
  • 『CoD:MW』『Warzone』にて告知なしに「OK」ジェスチャーが削除―差別的意味合いとの関連によるものか
  • 『CoD:MW』『Warzone』にて告知なしに「OK」ジェスチャーが削除―差別的意味合いとの関連によるものか
RIP to the “okay” gesture from r/modernwarfare

Infinity Wardが手掛ける『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア(Call of Duty: Modern Warfare)』と『コール オブ デューティ ウォーゾーン(Call of Duty:Warzone)』にて、「OK」ジェスチャーが削除されたことが明らかになりました。

両作ではジェスチャーやスプレーを使用し、他のプレイヤーに対して意思表示が可能。本記事執筆時点で、Infinity WardやActivisionは今回の「OK」ジェスチャー削除についてコメントを出していませんが、海外メディアEurogamerは当該ジェスチャーに含まれる差別的意味合いについて指摘、今回のジェスチャー削除と関連性があるのではないかと推測しています。

なお、Activision Blizzardは#Black Lives Matter運動に賛成する姿勢を示しており、Infinity Wardは『CoD:MW』『Warzone』での差別的表現を含むユーザーネーム撲滅への取り組みを発表していました。

米国の団体Anti-Defamation League(名誉毀損防止組合)の解説によれば、この「OK」ジェスチャーは17世紀より使用されている、歴史の長いハンドジェスチャーです。「了解」や「同意」「賛成」「良好」といったポジティブな意味合いで用いられ、1800年代初めには単語「Okay」とその短縮形「OK」と結びつくようになりました。また、今日のアメリカ手話(American Sign Language)でも様々な単語で使用されています。

「OK」ジェスチャーがアルファベットのWとPから成っているとする画像。ADLウェブサイトより

2017年、海外掲示板「4chan」にてあるユーザーが「OK」ジェスチャーの形状について「アルファベットのWとPから成り、これはWhite Powerを意味している」とする風刺的な作り話を投稿。ですが白人至上主義者たち自身もこの意味合いで「OK」ジェスチャーを使用するようになり(ニュージーランドのモスクで銃乱射事件を起こしたブレントン・タラント被告も使用したとされています)、徐々にその風刺的・皮肉的ニュアンスを喪失していきました。

ADLは「OK」ジェスチャーについて、白人至上主義的な意味合いで使われる場合がありつつも、伝統的な意味合いが強いことから、このジェスチャーを使用している人に対して早とちりな判断をしないよう注意を促しています。
《S. Eto》


【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 『Apex』世界大会で人気プロ選手のコントローラーが試合直前で使用禁止に―「不正による処分ではない」驚く禁止の理由とは

    『Apex』世界大会で人気プロ選手のコントローラーが試合直前で使用禁止に―「不正による処分ではない」驚く禁止の理由とは

  2. 『モンハン』20周年記念「デジタルモンスターCOLOR」が抽選販売!カラーはリオレウス/ジンオウガの2種、“レウスグレイモン”を含む全36体収録

    『モンハン』20周年記念「デジタルモンスターCOLOR」が抽選販売!カラーはリオレウス/ジンオウガの2種、“レウスグレイモン”を含む全36体収録

  3. 『Fallout』をモチーフにしたリアリティショー「Fallout Shelter(仮題)」正式発表!参加者の7つのコア能力が試される

    『Fallout』をモチーフにしたリアリティショー「Fallout Shelter(仮題)」正式発表!参加者の7つのコア能力が試される

  4. 90年代フィンランドで生きるオープンワールドアクションADV『Last Drop』―デモ公開から約1年、開発状況を報告

  5. ゾンビや変異体が溢れる世界で生き抜くスリランカ産FPS『Journey Through the Undead』配信!

  6. Steamでの発売停止で話題となった『H9:ORIGIN』制作チーム最新作『prototype(仮)』発表。インディーゲーム制作者の間に現れる「それ」を巡る心理ナラティブADV

  7. Nexus Mods、新たなMod管理ツール更新を中止―今後は「Vortex」一本集中に

  8. 知ってた?『リンクの冒険』続編が“実は作られていた”話―元任天堂・今村孝矢氏の投稿により久々脚光を浴びる

  9. 『ドラクエ7 Reimagined』数量限定スペシャル仕様の「G-SHOCK」はじめ、Tシャツなど全22アイテムのコラボグッズ

  10. 『ゴッド・オブ・ウォー』ゲームのトール役、実写ドラマ版のクレイトス演じる―ライアン・ハースト氏が主演

アクセスランキングをもっと見る

page top