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現地時間7月22日に閉鎖が発表されたマイクロソフトのストリーミングサービス「Mixer」について、Xbox部門のフィル・スペンサー氏がコメントを発表しました。
同サービスは2016年に開始されたストリーミングサービス「Beam」をマイクロソフトが買収し、「Mixer」と名前を変更して運営していたもの。Twitchなどの競合サービスに対抗するための低レイテンシー技術やゲーム開発者向けの開発キット提供など、ゲーム配信のためのプラットフォームとして開発されてきました。
スペンサー氏は「Mixerが我々の望む目標に届かなかったことを残念に思うが、時代の状況に応じた努力と決断には後悔していない」とコメント。失敗を恐れずに挑戦し続ける姿勢を崩さないことがクリエイティブ精神であり、ゲームを作る行為そのものであるとしています。
「Mixer」は現地時間7月22日に終了し、配信者の多くを「Facebook Gaming」へ移行させる支援をFacebookと協力して行うとしています。また、独占配信契約を結んでいた人気配信者「Ninja」は先日Youtubeでテスト配信を行うなど、サービス終了後に向けての活動をすでに開始しているようです。