Facebook Technologiesは、米国時間11月13日よりVRヘッドマウントディスプレイ「Oculus Quest」および「Oculus Quest 2」向けに最新のアップデートの配信を開始しました。世界で順次適用が始まっているもようです。
新たに配信されるv23アップデートでは、VRゲームをプレイした際のカロリー消費量を確認したり、毎日の目標の設定などが可能となる新機能「Oculus Move」の実装、「Quest 2」において設定のテスト機能から利用できた90Hz動作の正式化、「Quest」においてピクセル密度と画面解像度の向上、「Oculus Link」の正式化ならびに映像品質の改善と新たな設定、テキストのフォントサイズの調整設定の追加などのほか、ビデオ映像をメディアアプリで鑑賞中にスリープモードになってしまうバグの修正なども行われています。
「Oculus Move」特徴
- 全てのVRゲームあるいはアプリ上でのプレイ時間や消費カロリーを、ヘッドセットやコントローラーの動きから推計し記録
- 自分で消費カロリーなどの目標を設定可能で、ゲーム内のオーバーレイ表示でリアルタイムの統計表示も可能(テスト中)
- 算出精度を高める基礎代謝率の元となる情報である年齢・体重・身長・性別の入力は任意(Facebookプロフィール参照)
- 各種情報はローカル保存で、Facebookと非共有。目標達成の情報のみ、アプリの改善に利用
- 対象機種は「Oculus Quest」および「Oculus Quest 2」
- 今後数か月の内に全ユーザーが利用可能となる予定
「90Hz(毎秒90フレーム描画)」対応予定タイトル(米国時間11月13日時点)
- 『SUPERHOT』
- 『Echo VR』
- 『Beat Saber』
- 『Vacation Simulator』
- 『Job Simulator』
- 『Racket: Nx』
- 『Space Pirate Trainer』
そのほかの機能改善や詳細に関してはこちらの公式フォーラムをご確認ください。
また、Oculus Storeでは今月中にゲームなどのプレゼント機能に対応。今月下旬にはブラックフライデーセールを行うことも明かされています。