ホラーADV『Five Nights at Freddy's』シリーズを手がけるScott Cawthon氏は『Five Nights at Freddy's』映画化プロジェクトについて撮影開始は2021年春になると明かしました。
Scott Cawthon氏は「Bad news about the FNAF movie. :((FNAFの映画についての悪いニュース)」というタイトルでRedditに投稿。これまでにチームで検討したという、大手スタジオや有名監督、Cawthon氏自身が執筆した脚本について、ボツになった理由とともにあらすじを説明しました。
その中には、少年の冒険活劇要素が強くなりすぎたとして却下された、アニマトロニクスと少年が強盗に襲われたピザ屋の奪還を目指す「Pawn Shop(質屋)」や、登場キャラクターがあまりに多すぎて筋金入りのファンにしかわからないとして却下された、シリーズ複数作品の要素を盛り込んだ「Cassidy」など、チームがストーリーのわかりやすさやホラー要素を重視している事が伺えるボツ脚本が。また、政府が地下の極秘工場でアニマトロニクスを生産していることを主人公らが知ることになる「F」やぬいぐるみがマンハッタンを占拠する「Plushies Take Manhattan」など突拍子もない脚本も存在していたといいます。
最終的に採用されたのは「Mike」の脚本で、ゲームの基本的な設定が踏襲された、面白くて怖い筋の通ったストーリーに仕上がっているとのこと。悪いニュースというのは、正式に脚本が決まってしまい、これ以上追加できなくなってしまったことだそうです。
映画『Five Nights at Freddy's』は2021年春撮影開始予定。公開時期は不明です。