Low Magic Studioは、『ダンジョンズアンドドラゴンズ』から派生したTRPGルール「Open Game License」を用いたオープンワールドRPG『Low Magic Age』に日本語のベータ実装を行いました。
同作は、TRPG的なターン制のタクティカル戦闘が特徴のRPG。戦闘だけを楽しめるアリーナモードの他、パーティメンバーと世界各地を思うままに歩き回り様々な冒険へと身を投じていく、かつてのアートディンクの『ルナティックドーンII』のような印象のアドベンチャーモードも備えています。TRPG由来のルール説明が多かっただけに、日本語を手間なしで導入できるようになったのは嬉しいところでしょう。
今回収録された日本語は有志翻訳者のSynctam氏の有志翻訳を取り入れたもの。なお、Game*Spark編集部のSynctam氏への取材によれば、今後、未訳部分の追加だけでなく、既存の機械翻訳中心だった翻訳全体を、フォントなどの選定も含めて大幅に見直しする計画も進んでおり、既に新たな翻訳メンバーを迎えているとのことです。具体的な見直しの完了時期については明らかにされていませんが、よりしっかりとした翻訳でゲームを楽しみたい方は期待しましょう。