Blizzard Entertainmentはオンラインイベント「BlizzConline」にて、Blizzardと社内スタジオVicarious Visions開発のHDリマスター版となるアクションRPG『ディアブロ II リザレクテッド(Diablo II: Resurrected)』を発表しました。
本作は2000年に発売された『ディアブロ II』を4K解像度にアップデートしたHDリマスター版で、本編と拡張版『ロード オブ デストラクション(Lord of Destruction)』を収録。原作ではオリジナルの2Dスプライトベースだったグラフィックが3Dの物理ベースのレンダリングに変更されるなどグラフィックに大きな変更が図られており、ダイナミックライティングやテクスチャやエフェクトも新規で制作されているとのこと。また日本向けには新たに日本語音声・字幕でプレイできる環境も準備されています。
また、「オリジナル」のグラフィックでプレイできるモードも搭載されており、こちらは残念ながら日本語非対応なものの、切り替えボタンひとつでいつでも切り替えられます。


他にも、27分間のシネマティックも全て高解像度へ刷新され、サウンドトラックもドルビー7.1サラウンドにリマスター。ゲームプレイとシステムに関する部分は変化していませんが、コミュニティからの要望として共有スタッシュなどが追加されています。また、最大8人までの協力プレイにも対応しています。


なお、評価の高い原作(日本語版は当時カプコンより販売)ですが、現環境において正規に日本語でプレイするには当時のディスクを入手するほかありませんでした。また、当時はPCでしかリリースされていませんでしたが、リマスター版はPCを筆頭に、PS5/Xbox Series X|S/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチの各コンソールでも2021年内のリリースが予定されています。さらにクロスプログレッション機能も搭載され、対応する全プラットフォーム間で進行度(キャラクター・戦利品・レベル・スキル等)も共有してプレイ可能です。




『ディアブロ II リザレクテッド』は、2021年発売予定で、既にBattle.netでは先行購入も受け付けており、価格は5,280円。PC版のほかPS5/Xbox Series X|S/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチでも発売予定です。公式サイトではテクニカルアルファテストへの参加も受付中。
※UPDATE(2021/2/20/ 11:56): 詳細情報とスクリーンショットを追記しました。
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