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Valveが基本プレイ無料で配信中のマルチプレイ対戦FPS『Counter-Strike: Global Offensive』。本作における2021年6月の平均プレイヤー数が、先月より約17%減少するという事態が発生しています。
Steam非公式統計サイト「SteamCharts」のデータによると、2021年5月の平均プレイヤー数は659,888.9人。6月は549,347.1人(-16.5%)で、本作リリース以来3番目にプレイヤー数が減少した割合の大きい期間になっています。海外メディアPCGamesNはプレイヤー数減少について、2021年6月にValveが発表した「プライムアカウント化の仕様変更」が影響しているのではないかと推測しています。
2018年に基本プレイ無料となった本作では、新規ユーザーは「プライムアップデートを購入」「一定以上のランクになる(2019年1月より)」ことでプライムアカウントに移行できました。しかし2021年6月のアップデートでは悪質なユーザー対策として、「アップグレード購入のみでプライムアカウントへ移行」に仕様が変更。非プライムのユーザーは、ドロップなしやランクマッチ参加不可などの制限がかかります。
また、同アップデートではすべてのユーザーが楽しめる「ランクなし」マッチが追加されています。非プライムのユーザーでも、コミュニティサーバーやワークショップのマップでのプレイなどは引き続き可能です。
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『Counter-Strike: Global Offensive』は、Steamにて基本プレイ無料で配信中。プライムアカウントへのアップグレードは1,600円で購入する必要があります。