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Valveは、昨年発覚した『Counter-Strike: Global Offensive』大会中のチームコーチによるバグ悪用問題に関して、対象チームコーチ出場停止などの公式処分内容を発表しました。
この問題は、複数のe-Sportsチームのコーチが大会中に「観戦者バグ(spectating bug)」を利用し、相手チームの情報などを選手に伝えていたもの。e-Sportsでの不正を取り締まる組織Esports Integrity Commission(ESIC)はデータ分析を行い結果を公表し、対象となったコーチに対して最大3年間のBANなどの処分を発表していました。
Valveは、2021年1月27日に『Counter-Strike: Global Offensive』公式ブログを更新。ESICの調査結果に基づき、対象に最大で永久的な大会参加禁止の処分を発表しています。また、大会ルールに「オンライン対戦中はプレイヤーのみがサーバーと部屋に入れる」「対戦中にコーチやスタッフがプレイヤーと通信することを禁止する」などが追加されています。