配信中のインディーゲーム『Wildfire』のアートワークが、ブロックチェーンゲーム『Epic Hero Battles』で盗用されていることを開発者が報告しました。
『Wildfire』は、2020年5月に配信された2Dステルスゲーム。何もかもを燃やせることが特徴で、火のエレメントで火事を起こしたり水を凍らせたりといった、環境を使ったパズルのようなゲームプレイが楽しめます。また『Epic Battles Hero』は、NFTトークンと呼ばれる代替不可データを取引することにより、実際に収益化できるというブロックチェーンゲームと呼ばれる作品です。
『Wildfire』のクリエイターであるDan Hindes氏はTwitterにてメインのキーアートが盗用されていることを報告。「自分が人生でもっとも力を入れたものがネズミ講に流用されている」というツイートや、公式アカウントに対し「お前らは勝手にキーアートを使っている。削除しろ」とリプライするなど怒りをあらわにしています。
『Epic Hero Battles』側は、「サイトに使われているアートはウェブ開発者が入手したものですが、チェックしていませんでいた。私たちのミスです。」と説明。しかしその後、公式サイトのメインアートワークだけではなく、Twitterアカウントや公式サイトのロードマップページにもアートワークを無断で盗用していることが明らかになりました。(ロードマップページの元イラスト、Twitterアカウントの元イラスト)
本記事執筆時点で『Epic Hero Battles』のTwitterアカウント(@BattlesHero)は削除、公式サイトも問題のあるアートワークが削除され灰色のページになっています。
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なお、『Wildfire』はPC(Steam)/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに配信中。Game*Sparkでは爆速プレイレポも掲載しています。