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今回の東京ゲームショウの現地会場では、様々なタイトルの試遊プレイが行われたほか、フォトスポットや凝った展示なども多数。その中でも、『RPGタイム!~ライトの伝説~』の世界観を表現したブースの再現力が素晴らしかったので、フォトレポートをお届けします。
『RPGタイム!~ライトの伝説~』は、ゲームクリエイターになりたい少年「けんた君」がノートに自作した、手作りの大作RPG……という設定のゲーム。ノートに描かれた世界の上で、彼が紡いだファンタジー世界が豊かに広がります。
自分のノートに想像力をぶつけ、友達同士で見せ合う──小学校時代に、こうした遊びを楽しんだ方も多いことでしょう。こうした世界観を取り入れ、本作のブース全体がまるで懐かしの小学校を再現したかのような作りになっています。
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今回のブースレポート取材をお願いすべく訪れた受付も、先生の教壇を思わせる作りに。その上には、出席簿(おそらく名簿)や地球儀、転がして使える日付カレンダーなどが鎮座しています。こういうアイテム、確かにありました。
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見上げれば、そこにある壁掛け時計も丸型で、既視感たっぷり。もちろん出展ブースなので、『RPGタイム!~ライトの伝説~』の告知が至るところにありますが、それもどこか小学校風。手作りできそうなカラフルな飾りも、文化祭や体育祭の時に作った覚えがあります。
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作品紹介の一環として重要な映像公開の案内も、学校定番のアイテム「黒板」で告知。チョークで書かれた文字は味わい深く、同時に懐かしさも込み上げます。作中のビジュアルも手書きが満載なので、その意味でも親和性が高く見事の一言。
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チョーク調の受付案内は、これからの冒険を予感させるデザインに。ロッカーに貼られた「はじまりのどうくつ」や「魔女の館」、「魔王城」は旅先で訪れる場所でしょうか。
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本作の体験プレイも用意されており、試遊台はなんと小学校の机と椅子! しかもランドセルまでかかっており、「けんた君の自作ノートを楽しんでいる自分」という舞台性の再現まで徹底。これだけ理想的な環境でプレイできるのは、このTGSか、製品版が出た後の現役小学生くらいかもしれません。
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隣の机には、カラフルな筆箱や付箋が。この席の子にも『RPGタイム!~ライトの伝説~』を薦めたくなります。イマジナリ同級生と一緒に遊びたい!
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壁には、時間割や「みんなのこえ」が。ありましたね、こういうのも。令和だともっと洗練されているのかもしれませんが、昭和や平成はこういった雰囲気の学校が多かったように思います。
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校内放送のスピーカーは四角! 間違いない!(異論は認めます)
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サッカーボールにトロフィー、バスケや図鑑など、どこか郷愁を覚えるものがぎゅぎゅっと詰め込まれています。
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作中で描かれる冒険世界ではなく、その作品を生み出した「けんた君」と「自分」の世界を再現したブースは、まるで思い出の宝箱のような空間でした。当時の気持ちを思い出しながら遊ぶと、『RPGタイム!~ライトの伝説~』の楽しさがより一層際立つかもしれませんね。
本作のリリースは、今冬を予定。製品版を手にした時には、あの頃の自分に戻ってみてはいかがでしょうか。