ユービーアイソフトは、対戦FPS『レインボーシックス シージ』に開発中の試験的な機能を試せるラボテストサーバーをオープンしました。
ラボテストサーバーでは、開発チームが導入を検討している開発中の機能を試すことができます。実装までの期間は機能によってさまざまで、数ヶ月から数シーズンかかる場合もあります。
今回提供される機能のひとつ「ウォームアッププレイリスト」では、本作に初めてチームデスマッチが登場。「ファベーラ」「ヴィラ」「テーマパーク」の3マップでガジェット(盾オペレーターを含み、GLAZを除く)が使えない状態で銃での撃ち合いをメインとして楽しめます(投擲サブガジェットは1つ持ち込み可能)。
本作は「死んだら生き返れない」という仕様が特徴とされていましたが、本モードでは何度も生き返ることが可能で、リスポーンの度にオペレーターや装備を変更できます。現在はチームデスマッチのみですが、今後フリーフォーオール形式のマッチも導入される可能性についても示唆されています。

現時点でこのモードの完成度は高く、ラボテストサーバーでのフィードバックを基に改善を検討し、e-Sportsイベント「Six Invitational 2021」の直前には配信日に関する情報を公開する予定であるとのことです。
もう一つの機能として、準備フェーズ中の攻撃側オペレーター再選択が提供されています。現在の環境では防衛側が非常に有利となっており、攻撃側は相手の守り方を推測しながら行動する部分が多いという現状の改善がねらいです。

ライブサーバーで導入された際には全てのモードで適用され、プロリーグでは「第6の選択」「公開フェーズ」が削除されます。現在の懸念事項としては、準備フェーズの時間管理のプレッシャーが大きくなることやバランスの管理が存在。大きな変更となるため、開発チームも慎重に検討していくとのことです。
『レインボーシックス シージ』ラボテストサーバーは、PC版プレイヤーを対象に12月14日まで利用可能です。