オープンソースハードウェアの開発・販売で知られるAdafruit Industriesは、『DOOM』を起動できる小さなデバイス「codename PINKY」を製作し、プレイ映像を公開しています。
公開された「codename PINKY」は、1.3インチのディスプレイとボタン操作により、快適に『DOOM』がプレイ可能。なお、ファームウェア「Retro-Go」でソース移植版『Prboom』を使用しているとのことです。以下は公開されているパーツ構成です。
・ESP32 Pico v3 02, dual Tensilica 240 MHz core w/2MB PSRAM
・8 MB Flash
・240×240 1.3″ TFT IPS
・microSD card
・AW9523 GPIO expander for 10 buttons
・ const current backlight
・headphone amp mute
・card detect
同社では『DOOM』が再生できる「最小のデバイスの可能性」があるとコメント。ジョン・ロメロ氏とジョン・D・カーマック氏に、このデバイスに関する意見を求める予定であることを明らかにしています。
『DOOM』が再生できる超小型デバイスの製作にいつでも取り組んできたという同社。「codename PINKY」は『DOOM』のプレイ以外にもさまざまな性能を備えているようです。