Valveが現地時間2月25日に海外向けに発売したポータブルゲーミングPC「Steam Deck」にて、スティックのドリフト現象が報告されています。
Redditユーザーu/KimJongThorse氏およびu/hollandje氏の投稿に添付された映像では、Steam Deckに搭載されたスティックに触れていない状態でも操作が入力されてしまう「ドリフト」と呼ばれる現象が発生。どちらも右スティックで発生しているようです。
スティックのドリフトと呼ばれる現象は、PlayStation、Xbox、ニンテンドースイッチなど様々なプラットフォームのコントローラーで報告されている問題です。この問題に対してValveのSteam Deckのデザイナーはワシントン・ポストに対し、「スティックは大きな基板に取り付けられているのではなく独立したモジュールであるため、比較的簡単に交換できる」としています。
Valveは先月、交換部品が購入できるようになったことを発表しましたが、自力での修理は非推奨となっています。
※UPDATE(2022/03/02 11:09): Valveスタッフにより、このドリフト問題はファームウェアアップデートによるデッドゾーンリグレッションが原因であることが報告されました。現在そのバグに対処するパッチが配信されているとのことです。このツイートの情報に合わせて、見出しを更新しました。